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蒼色の恋に。  作者: ひろねる


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33 ふーん

川遊びを終え、みんなは川沿いの岩や芝生に座り込んだ。

濡れた髪を払いながら、疲れた体を休める。夕陽が水面に反射し、川辺はキラキラと輝いてい

た。

「よし、次はグッパーでペアを決めてゲームやろう!」

三郎がリーダーシップを取って声を上げる。

ルールは簡単、石を跳ねさせて遠くまで飛ばす遊びを2人1組で競ぶのだ。

グー・チョキ・パーでペアを決め、結果はこうなった:

蒼 × 愛菜

凛 × 太陽

三郎 × 千尋

「じゃあ準備オッケー?ルールはこうだ……」

三郎が進行役として説明し、みんなは自然に体を動かす。

蒼と愛菜は隣同士で石を投げたり水を跳ねさせたりして遊ぶ。

少し距離が近く、昔のような空気がちらりと顔を出す。

凛は全く気づかず、太陽は蒼と愛菜を見ながら少し微笑んで石を投げていた。

千尋はそれを薄く感じ取り、こっそり三郎に耳打ちする。

「ねぇ、もしかしてあの二人ってさ…」

三郎は慌てて隠すように肩をすくめ、少し照れながら答えた。

「え、な、なんのこと?」

千尋は三郎の態度に気づきながらも、静かに「ふーん」と相槌を打つ。

ゲームは笑い声と水しぶきに包まれながら続き、川沿いの午後の時間はゆったりと、でも

賑やかに過ぎていった。

蒼と愛菜は少し照れつつも自然に遊び、凛と太陽は無邪気に楽しむ。

千尋は二人の様子を見守りつつ、三郎はゲーム進行役として盛り上げる。

夕陽に照らされた川辺に、笑い声が柔らかく響く。

濡れた足元の砂や小石が光を反射し、午後の穏やかな時間は無邪気な遊び心とほのかな距

離感で満たされていた。

みんなの楽しそうな表情が、夕暮れの光に優しく包まれて輝いていた。

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