表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蒼色の恋に。  作者: ひろねる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

33/145

32 ニヤニヤ

川の流れに足を浸しながら、跳ねる水、光に反射する水面、笑い声とささやかなドキドキが混ざ

り合う。

午後の時間は開放感に満ち、みんなの無邪気な姿が鮮やかに心に残った。

川沿いで足を浸しながら遊んでいたみんなは、ますますはしゃぎだした。

千尋が水を跳ねさせながら笑い声をあげ、三郎と太陽は水を掛け合う。

凛と蒼は浅瀬の石を飛び越えながら小さな水鉄砲を手に取り、互いに狙いを定めて反撃する。

「おっと、蒼くん、逃げて!」

凛が水鉄砲で蒼を狙うと、蒼も慌てて反撃し、水しぶきがキラキラと光る。

遊びの最中、凛が石に足を滑らせ、川の中で倒れそうになる。

咄嗟に蒼が手を差し伸べ、凛の体を支えた。

その瞬間、二人の距離が一気に縮まり、互いにドキッとする。

凛は顔を赤らめ、蒼も慌てて手を離しながら少し照れる。

千尋はにやにやしながら声をあげた。

「おっと~?ニヤニヤ」

三郎も肩を叩きながら笑う。

「なにそれ~蒼、ちゃっかりしてんじゃん!」

蒼は照れくさそうに肩をすくめ、恥ずかしさで目を逸らす。

「ち、違うって……」

その後も川遊びは続き、やがてみんなが少し疲れて川沿いの岩や砂地に座り込む。

水に濡れた髪を払いながら、蒼と凛は隣に座り、遊びの余韻に浸る。

千尋や三郎、太陽はまだ水遊びの話題で盛り上がり、愛菜は少し離れた場所からまた少し寂しそ

うに笑った。

川のせせらぎ、跳ねる水、光に反射する水面――

午後の時間は無邪気さとほのかなドキドキに包まれ、みんなの笑顔が鮮やかに映えていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ