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蒼色の恋に。  作者: ひろねる


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131/152

130 ちょっと覗いてく?

試合は終盤。

八回。

ツーアウト。

スコアは1-0のまま。

静かな緊張が、グラウンドを包んでいた。

「頼むぞ!」

ベンチから声が飛ぶ。

四番、太陽。

ピッチャーが振りかぶる。

̶̶シュッ

打った。

鋭い打球が三遊間を抜けていく。

「抜けた!」

「ナイバッチ!」

一塁ベースを駆け抜ける太陽。

久しぶりのランナー。

ベンチが一気に盛り上がる。

スタンドからも歓声が上がる。

球場の外。

大学の構内を歩いていた二人が、その歓声に足を止めた。

「……なんかすごい盛り上がってるね」

千尋が少し身を乗り出すように言う。

凛も視線を向ける。

「……うん」

「なんか、試合やってるっぽいね」

どこか他人事のような声。

でも̶̶

耳に残る歓声。

千尋がにやっと笑う。

「ちょっと覗いてく?」

軽いノリ。

凛は少しだけ考える。

「……もしかしてさ」

「太陽くんのサークルじゃない?」

ぽつりと呟く。

千尋が「あー」と納得する。

「ありそう」

凛は小さく頷く。

「ちょっとだけ、見ていこうか」

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