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第22話 レミール

おっひさー!

結構遅れてまた投稿。

人生なめたらあかん。昔なつかしのCMが流れてきそうだった。あかん、こりゃあかんわ。目の前には小癪なレミール君。いやはやー、どうしてこんなことになったのやら.....


.........

......

...



時は....さほど遡らない。一人の盗族がいた。名前はルンバル。孤高の男だ。逆にいうと彼女もできなかったし仲間にも恵まれなかった悲しーい男である。


ある日、彼はさほど実力もないくせにとある館を襲った。それも無謀にも一人で。


「けーけっけっけ!有り金置いて行け!さもなくば.....グエッ!!!!!


楽勝で警備のものにハブられた。

彼の実力ではどうしようもない事だったのである。


彼の失敗はもう板についていたのである。

海上で商船なんかを襲おうとしたら運悪く海大蛇(シーサーペント)に襲われて命からがら逃げたり、エルフの里に殴り込んだら返り討ちにあったり、果てにはそこら辺の商店のおやじにまで撃退される始末、このままでは飢え死にしてしまう!と危機感をもった彼は泣いて彼の姉の聖女、もしくはメアリーにお金を懇願した。

しかし彼がここまで生き残れたのには理由がある。


もう一つの人格であるレミールだ。


レミールははるか太古から存在してる謎の意思体だ。

勇者に封印された経験をもつ狡猾な意思体。

幸運なのか不運なのか、なぜかルンバルは引き抜いてしまった、レミールを封印した伝説の宝剣を。つまり引き抜けないようにがっしりと封印されたはずの宝剣がなぜか抜けたのだ、ルンバルの手によって。

まあ、その当時のルンバルにとって「やったぜ!今日の晩御飯のために売らさせてもらうぜ!」と売る事しか考えていなかったのだが.....


話はかなーり昔にさかのぼる。


.........

......

...



「もう終わりだ、レミール、いや、『レ・ミレドル・リンカール』!」

純白な正装の青年が声高に宣言する、目の前の女性に向かって。


「ふ、いやだね、勇者とやら、あともう少しで完成するんだよ、究極の秘儀、性転換(ザ・チェンジ)が。」


「くっ、貴様!この世の法則に抗う気か!」


「女性のままっていうのも癪だしね、男になることにするよ、ウフフフ!これで男だけではなく女も篭絡できるわ!」


「貴様.....!」


「あらもう完成したわ!本当に無駄話する男って良いわねぇ!これでもう怖い敵はなくなるわね!安心して〝彼の国″へと向かえるもの!」

彼女自身、自身が女であることに不満であった。

男女すべてに精通することにより、更なる深淵に到達できると信じていたためだ。


そして彼女は発動させてしまった、禁呪を。

所詮世の中の法則に抗えない。

彼女の力は小さすぎた。


「ふっ!まんまと罠にはまったな。」


「くっ!何を!」


「魔力の使いすぎだ、性転換は成功したが、魔力切れでノックダウン、てことだな。」


「くそ!くそったれぇぇぇぇぇえええ!」


そして勇者が剣を一閃。

おぞましい雄たけびとともに宝剣へとレミールは吸い込まれた。


「これで、相が6つ集まったな。」


太鼓の陰謀が今、世界を揺り動かす。

人生なめたらいけません

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