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第13話 人間の国を探そう!③

《前回のあらすじぃ!》

平和的に人の国に行こうとしたら変な少年?が襲って来たYO!

それに華麗?に対処したYO!

今も戦闘中だYO!

誰か助けてくれYO!




《本編》


少年?と俺は膠着状態だった。

動いたら死ぬ。

それはどちらも同じ認識だった。


「なかなかやるじゃないか君」


「ありがとさん」

かっこつけてみる。


「取引をしようじゃないか」

少年?が取引を持ちかけて来た。


(普通に受けるかそれともだな)


「戦うのは愚策だから取引には乗ってやる、内容次第だがな」


「ぷふっ!単純ですね。実に単純だ。その単純さではこの先生きていけないぜ!クスクス!」


うぜえ。

その三言に尽きる。


「おっと君今うざい、と思ったでしょ。顔に出てる出てるクスクス!」


頭がカーとして来た。

ダメだダメだ、相手の挑発に乗るな!


「んで、取引とはなんだ」

一応聞いてみる。


「んあ、君迷っているよね、ここら一帯の地図をあげる、代わりにヤドリキの宝珠をちょーだい」


なるほど、これなら美味しい話だ。


「いやー最近金ないから旅人襲っていたんだよ。うまいうまい!」


真逆の盗賊。

あんぐりとした口が塞がらない。


「僕の名前はアールド、しがない盗賊さ」


やべーよ、こんなバケモンが盗賊やってるってこの世界の人間はどんだけ強いんだよ。


ま、ま取引に応じよう


「分かった取引には応じよう取引には応じよう」


そして地図と宝珠を交換した。

フードを被っているので性別も分からなかった。

少年?の正体はまだ謎か。

そのうちわかる事だろう。


でも、自信をなくすなー。

この世界の人間がここまで強いなんて。

最早勇者じゃない俺のスキルって凡人じゃん。


「旅の無事を祈るよ、盗賊が言うのもなんだけど」


ほんとにだ、盗賊に祈られたら寝起きが悪くなる。


そして盗賊君と別れた。


「なかなか強いな」

俺は空に向かってそう言った。


「天から見てるのか知んないけど神(仮)の意図がよく分からない。

何がしたいのか、何をするのか、全く意図が読めない。


俺がこの世界で抱いた不思議だ。

いずれ分かるだろう。

その前に俺をこんな辺鄙なところに飛ばした事、後悔させてやる!


♢♦︎♢


その頃、天では。


「へっくしょん!」


「〇〇〇〇様!どうかしたのですか!」


「いやなんか寒気がしただけだ、気にするなへっくしん!」


「はっはぁ………」


♢♦︎♢


なんか胸糞悪いけど地図を広げる。


ここら一帯の道や村が書いてあった。

えーと一番最寄の村はっと。


ここら辺はフルティアス王国の支配地域だな。

隣国のクリムゾンティール連合国との国境辺りに目当ての都市があった。


この世界の都市、ワクワクして来た!

大体文明はどうなんだろう。

勇者がいるから日本の文明もあるのかな。


どちらにせよ発展しているだろう。

なぜなら国境にあるからだ。

ある意味要塞都市だ。


その名も国境都市ガルザート。

ガルザート、いい響きだな。


戦争した時や魔物が隣国からやって来たときは最前線となるので完全防備な無敵要塞らしい。

うーん、あの少年?はどうなっているんだろう。

どうしてここまで細かい地図が書けるのかなぁ。

謎が謎を呼ぶ、よく言うぜ。


そこまで遠くない。

もって3kmぐらいだな。


馬車が欲しいところだ。

馬車なんて贅沢だと思うがな。

そもそもこの世界には馬がいるのかだよなー。

馬の代わりになる動物もいるのかもしれない。

探してみるか。


♢♦︎♢


歩く事2時間。

ようやく着いた。

門番が止まって視察している。


テンプレ通りに都市に入ろう。


「おっと見ない顔だな。ちょっと身元を調べる検査を受けてもらうぞ」

うん、ここまではテンプレだな。

そもそも盗賊君が入っちゃう可能性もあるからそこら辺は厳重なんだな。


取調室っぽい部屋に入れられた。

門番は謎の宝珠を取り出した。

「これは嘘を見抜く魔道具だ、包み隠さず話せ。」

なるほど。

解析してもらうよ。


名前:嘘抜きの宝珠

説明:言ったことが嘘かどうか分かる。



うーんなかなか厄介だな。

出来れば早くしてもらいたい。

現に回復薬でなんとかしてるもののナイフを刺されたところは痛い。

今もズキズキと痛んでいる。


「さあ、君はどこから来たんだい」


「えーと、俺はどこかの海岸から来ました」

適当すぎてバレるな、失敗したー!


「ふむ、嘘は言ってないようだな」


こいつ馬鹿だったーーーーーーーーーー!

「次、お前は善か、悪か」


「善です」

そう答えとく。

「ふむ、嘘じゃないようだな」


「最後に、お前はなんの目的でここに来た」


「街を観光したいからです」


門番は謎のカードを出して来た。

「よし、お前、血を一滴滴らせ」

言われるまま滴らす。

「これで入れるぞ」


こうして街に入ることができた。























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