次回予告とあのカップルのイチャ小話を(風邪と書いて・・・編)
ミョネの回復は順調だ。だがヤヲはあくまでも彼女の世話を焼きたがった。
……それはウザイぐらいに……
「もう、自分で歩けるから下ろしてよ」
病院の廊下をヤヲに横抱きされて通るミョネを、看護婦や入院患者たちが生暖かい目で見守る。
「ほら、みんなも見てるし……恥ずかしいよ……」
二人はもはやここの名物バカップルである。
「ああミョネ、そうやって照れた顔もかわいい」
「馬鹿なこと言ってないで下ろして! トイレぐらい一人で行くってば!」
「駄目です、途中で躓いたりしたらどうするんですか。せっかく塞がった傷口があいたりしたら……あいたり……した……ら……」
心臓が止まった彼女を抱きしめた感覚を思い出したのだろう。金の瞳からポロリ、ポロリと涙がこぼれた。
ミョネが大慌てでその涙を拭う。
「あああああ、解った! トイレまで連れてってよ。でも、中まで着いてこようとするのはやめてよね」
「個室の中が一番危ないんですよ。狭くて足元だって悪い。転んだりしたらどうするんですか」
「それでも、乙女の恥じらいってもんが……さあ」
「いまさら何を言っているんですか。あんなところやこんなところまで見せ合った仲じゃないですか? ハニー♡」
「人前でその呼び方をするなあああああああっ!」
「いいじゃないですか。本当に照れ屋さんですね、ハニー♡は」
「ううううう、もうヤダ……」
口では散々に言いながらも、ミョネはヤヲの腕を振りほどこうとは決してしなかった。
ミョネも無事に元気になりまして、一安心……
さて次回ロリすらは、ついにスラスラが腹をくくった? 一世一代の告白の前に立ちはだかる数々のトラウマ! そし懲りずにユリを狙うあの男! 果たしてスライムの想いは届くのかっ?
お楽しみに……




