おまけ.巻末につける登場人物集。ネタバレもあるかもよ。
〈主人公/俺〉愛称:キャズ/キャシー(母のみ) ※正式名不明
十歳の少年。平凡顔。父母、どちらに似ているかといえば、母似。歳相応に見えないほど成長が遅い(特別な理由あり)。
→転生者である。ネット小説を読んで転生チートに希望抱いてしまった、二十●歳の成人男性(元)。対人恐怖症、コミュニティ障害の気あり。嫌なことがあるとすぐ引きこもる。年寄りとの会話は平気。
前世の農業知識を元に、現世の魔法技術を使ってこっそり実験していた。
(備考)
母親の胎内にキャズが宿ったことに気付かず父が母に老化の術を施したため、成長が著しく遅い。そのため、父も兄たちに比べれば甘い。願をかけるためもあって女の子として育てられたが、七の祝節を過ぎた後も母の趣味で女装続行中。
リーンにはこっそり剣術を習っていたりする。
〈俺の護衛〉リーン・シャルネ
二十二歳、男。金髪、青目。女の色気たっぷりな、絶世の美女――な男。女装中。
かなり腕の立つ剣士。訳あって父に拾われた。
〈俺の家庭教師(一応)〉コメット・ヒルバール
十八歳、女。貴族の令嬢。男物の衣服を纏う。ふりふりを好む兄がいる。
政略結婚の道具にされそうだったところを家出。母に助けられて、キャズの家庭教師として滞在。
〈俺の友人〉エルダ・ボルード
十歳、男。俺の乳母の子。遊び相手兼ご学友兼侍女兼護衛。将来清純系になりそうな美少女。
間延びした緊張感皆無な喋り方をする。侍女としては一流。
(備考)
暗器の扱いも一流。とかテンプレな設定も考えてみたけど、保留。性格はかなり黒いはず。
俺の家族
〈父〉 ※名前不明
数百年生きる、最狂魔法使い。チート。カッコイイ男ではあるが、美形とはちょっと違う。
国境に接した領地を治める領主。赴任した当時の王の同腹の弟。王位継承権は放棄済み。
〈母〉 ※名前不明
父に魅入られて、転生後「光源氏……」な人生を歩むことになった。現在は父の手によって不老となっている最中。可愛い系で、十代の少女にしか見えない。
〈長兄〉イルファーン
二十八歳、男。次期宰相と名高い。全体的にチート。父と良い勝負。
王城で貴族の令嬢方でハーレムを形成。つれないクールさがいいらしい。
〈次兄〉 ※名前不明
二十二歳、男。三兄と双子。次期将軍と噂される。剣術チート。でも、それ以外は父と長兄には劣る。
花街のおねーちゃんたちでハーレムを形成。
〈三兄〉 ※名前不明
二十二歳、男。次兄と双子。魔術士界の期待のホープ。魔術チート。でも、それ以外は父と長兄には劣る。
精霊や聖獣などの人外でハーレムを形成。
王城の人々
〈王太子〉リリカーリヤ 愛称:カリヤ
二十歳、女。女傑。女好き。
王城にて、イルファーンと令嬢方の人気を二分する。甘い言葉はテンプレ。
〈現王〉アローダイ
現王。
〈近衛騎士〉ジーベル
男。ガチムチ系スキンヘッドのオネエ騎士。次兄に猛烈アピール中。腕は確か。
領地の人々
〈家令〉クラッド
今年五十歳、男性。七歳になった孫が王都にいる。父の片腕。
〈侍女頭〉カーラ
〈侍従〉ユザント
クラッドの後継として目下精進中。
〈従僕〉イトヤ
エルダの母の歳の離れた弟。領地内の街の顔役の息子。貴族ではない。
〈侍女〉ハミヤ
普段は落ち着いた少女。行儀見習いとして奉公中。