名前2
「私の名前は あい ですか?」
少女がそう尋ねてくる。
「あぁ、可愛い可愛いって思っててな。そのままの流れで あい って言葉が出てきたんだよ。」
俺は名前を思いついた過程を正直に話す。
「え!?!」
すると少女は驚いたように顔を赤らめた
「あ、嫌だったら早めに言ってくれな。そりゃ中々満足いく名前をつけれる気はしないけど、、」
「全然嫌じゃないです!あい!私はあいです!!もう決まりです!」
俺が名前を変えてもいいと言うと少女は慌てて否定する。
もしかして、気に入ってくれたのかな。
「ありがとうございます。名前、、嬉しいです。これからは あい って呼んでくださいね!」
少女は本当に嬉しそうに俺にそう言ってきた。
「あぁ、よろしくな。あい」
「はい!!こちらこそよろしくお願いします!しゅーくん!!」
そう言って笑ったあいはとても可愛かった。
それにしても、これからどうするかを本格的に考えないといけないな。
今は春休みだから基本的に家にいるからいいが、1ヶ月もすれば大学が始まるからな。家に置いておくわけもいかない。
あれ??
そこまで考えて俺は違和感を覚えた。あいはどう見ても中学生か高校生くらいだ。学校に行かなければならないのではないか。
そもそも学校に聞いたら身元が分かるのではないか。
そう考えるとあいの身元が分かるのも時間の問題だと思えてきた。
ひろきもそれが分かっているから俺に預けたんだろな。
「??どうしたんですかしゅーくん?」
「いやいや、すぐにあいの身元が分かるいいなと思ってな」
時間があったら中学校に行ってみてもいいかもしれないな。とか思ったが流石にそんなことをしたら怪しまれるか。
「とりあえずはひろきの連絡を待つしかないか」
幸いバイトもいっとき入ってない。
のんびりとあいと過ごしてみるのもいいかもしれない。
「しゅーくん?これからどうしますか??」
「そうだな、ドライブでも行くか。この町を見て回れば何か思い出すかもしれないしな」
「ドライブ!!行きたいです!」
俺の提案にあいは目を輝かせた。




