出会い3
ピリリリリリリ
…なんで目覚まし? まだ春休みだろ、、、
眠い目をこすりながら目覚ましを止めるため体を起こす。
そこで隣にいる少女の存在に気付く。
「ん~、、眠い、、です」
少女は眠そうに体をおこした。
そうだ、昨日の夜に記憶のない少女と出会って、今日は警察か病院かどっかに連れていく予定になっているんだった。
「さて、じゃぁ準備しますか」
そう少女に言うと俺は洗面所に向かった。
、、、、
「よし、じゃぁ行くかー」
朝食と身支度を済まし、少女を連れて家から出た。
「どこに行くんですか?」
少女が俺を見上げながら不安そうに尋ねてきた。
「とりあえず、警察に行ってみようと思う」
記憶喪失の人間を何処に連れて行ったらいいかなんて分からない。
だが、迷子の少女を見つけたら警察に連れて行くべきだ。
そう考え今日は早朝から近くの警察署に行くことにした。
「警察、、ですか、、?」
「そうだよ。よし、ならいこっか」
そう言って少女を車に乗せた。
警察に行くと言うと少し悲しそうな顔をした気がしたな。
この少しの間に懐かれたかな、、?
まぁでも、何もわからない、身寄りのいない状況だ。
そりゃ少し優しくされたひとに心を開きやすくもなるだろう。
「警察に言って、、それからどうするんですか??」
車の中で、少女は俺に尋ねてきた。
「そうだなー、とりあえずは身元の確認して、すぐに分かれば保護者のもとへ帰れると思う、、でも、分からなかったら、、どうするんだろうなぁ、孤児院とかに預けられるのかな?」
「いや、、です。。」
俺の話に少女は小さく呟いた
いや、、か、、確かに何もわからないまま孤児院とか知らない人がたくさんいるところに入れられるのは嫌かもな
「まぁ、、な、、こうやって会えたのも何かの縁だしな。悪いようにはしないよ。だから、何でも思ったことを言っていいからな」
そう言うと、少女は嬉しそうの顔で
「はい!分かりました!」
と、元気よく返事をしたのと同時に警察署に到着した。
「すみませーん、ちょっと良いですかー?」
俺は警察署のドアを開け、声をかける
「はーい、少々お待ちくださいね」
警察はそう言って、書類を整理し、こちらを向いた。
俺みたいな暇してる大学生とは違い、きっと何かと忙しいのだろう。
「はい、お待たせしまし、、、って、、おい、、しゅーじゃねぇか、、」
警察官は俺の顔を見ると驚きそう言った
「ひろき、、久しいな」




