「やったれ魔法少女」ここから読んでもまだ間に合う!ストーリー解説!
皆さんこんにちは!普段から読んでくださっている皆様ありがとうございます。今回から読み始める皆様、はじめまして!私がチェンさんです。今作も読者の方々のおかげで52話まで来ることができました。ただ52話まで来ると流石に1話から52話まで読むの面倒くさいなと思う人もいるかもと思い、今回から読んでも楽しめるような総集編を書いてみました。楽しんでくれる嬉しいです!よろしくお願いします!
皆さんこんにちは。やったれ魔法少女の作者であるチェンさんです。私が語り手として登場しているということは当然、本編ではありません。以前私が登場した時はキャラクター解説を行ったので、今回はストーリー解説を行なっていこうと思います。そんなこといいから早く本編書きなさいよという声が聞こえてきそうですが、すいません。本編はかなり行き詰まってます。というのも、大筋はできているのですが、大筋を繋げていくだけだと、あと10話もないうちに完結してしまいそうなのです。それではさすがにちょっと作者的に嫌なので、話を練り直して、本編とはあまり関係ないギャグ回などを考えているのですが、そこで行き詰まるという本末転倒ぶり。こんな作者を許してください。
そんなわけで、前置きが長くなってしまいましたが、解説始めたいと思います。第1話から最新51話まで全て解説できればいいのですが、さすがに途方がなくなるので、要所要所をかいつまんで解説していきますね。
記念すべき第1話ではどこにでもいる平凡な男子高校生、藤崎綾二が怪獣に襲われていた少女を助けるために謎の声に導かれるがまま魔法少女へと変身するという、特撮や魔法少女ものにはよくあるパターンで「やったれ魔法少女」が幕を開けました。前書き、後書きでも書いていると思うのですが、1話を書いた時点ではどんな最終回を迎えるかなどの設定は全く決まっていないフラットな状態で始まりました。
この辺で貼った伏線としては「謎の声」と「怪獣の正体」と「魔法少女」とはっていうところですかね。
それから回が進むにつれて、魔法少女も少しずつ増えていきましたね。第3話では相田侑亮が変身するシューティングイエローが登場しました。なぜ男が変身することにこだわっているのかは作者である私にも全くわかりません。
その後、第4話と第5話で作者お気に入りのキャラ、築村溱が変身するドラゴニックブルーが登場するのですが、かなりハイペースで魔法少女を出してしまっているなと、ここら辺で既に作者は後悔し始めている頃ですかね。もっと1人で戦っている孤高の戦士状態やそこからの2人になってからの心情の変化を描いていった方がよかったかなと思っています。そこら辺は今後の再編集で補填していこうと思います。この回を書いた時点で梅西隼のポイズンパープルの登場と森川杏の設定が決まったという感じですね。ちなみに伏線も貼ってありまして、魔法少女の力が受け継がれるという設定は今作の大きな伏線になると思いますので、考察をしている皆様は必ずこのポイントは押さえておいてくださいね!
特に変わった描写のない第6話なのですが、作者の実体験が色濃く出ている回となっています。こちらも後書きで書かれているのですが、作者は普段サラリーマンをやっていますので、当然の如く、同期や後輩などがいるわけで、まわりの成長に焦っている時期が私にもありました。これは社会人ではなくても、スポーツなどでも同じことが言えると思います。後輩にレギュラーを奪われそうだとか、そういう感じですよね。そういう焦る思いを描いても面白いかもしれないなと思いの丈を書いた回でした。しかし、あまり反響はありませんでしたね(笑)
そこから7話と8話で木山玲奈が変身するライトニングホワイトが初登場しました。マジで飛ばしすぎていると内心かなり焦っていました。もっと後にモノホンの魔法少女には登場してもらおうかと思っていたのですが、想定よりもかなり早く登場してしまいました。どうしてこんなことに………。
その後10話から15話にかけて隣町編と私は勝手に呼んでいるんですが、それが始まりました。ここでスラッシュグリーンに変身する仲本剛志や、その仲間たちの上野、松本、澤木といった怪人に変身できるキャラも続々と登場し始めることとなりました。
この辺で作者が感じていたのはキャラの名前を考えるのが意外と大変だということですね。読者の人に覚えてもらいたいので、わかりやすく、そして漢字などの被りが極力ないようにしたいと、かなり苦しみました。
この回を書き終わった時には上野と松本の設定が全て完了してしまいました。ごめんな……。
17話ではブラスターピンクがパワーアップした回でした。これもまたもっと後でパワーアップさせておけば良かったと、とにかく完結を急いでいるような展開に作者も焦りの色が隠せなくなっていました。そして綾真央の関係がちょっとだけ進展するという焦ったい回でもありましたね。早く付き合えよ!!てか、リア充爆発してくださいお願いします。またその前の回の16話は私の別作品「死神と或るく」とのコラボだったのですが、近々切り離してコラボしなくても話が通るように書き換えようと思います。編集前に見納めをしてもらってもいいかもしれませんね。
18話と19話、これは9話を書いた時点で書かれていた回でした。作者お気に入りの歌姫回ですよね。わりと作者はこういう書き方をすることが多い気がしますね。まだまだ先の展開を先に書いちゃうんですよね。実は現在51話ですが、かなり先の回が完成していたりします。その回が来ましたら報告させていただきますので、お楽しみに。
20話、21話は相田に対する罪滅ぼしの回ですよね。主人公である綾二は当然のことながら、3番手キャラのはずの溱がガンガン活躍するので、特に何も背景がない相田はどうしてもキャラが薄くなりがちでした。ここでは田宮莉子という女性キャラが登場しました。単発でしか登場しないキャラに名前とかつけてると段々レパートリーがなくなってきちゃうんですよね。正直この辺から参ってきています。
23話と24話は物語の核心に迫る回でしたね。コウモリ男の正体や怪獣の謎などが明かされ始める回でした。これ現実世界に起こったら相当ショックなんだろうなという気持ちで書いていましたね。
25話、27話から29話までは梅西隼編でしたね。振り返ると懐かしいものですね。作中最強の男がようやく登場した回でした。ポイズンパープルの強さをどう設定するかというところですごく迷ったのはスーパーブラスターピンクとどの程度戦わせるかということでした。結果的に互角以上ということで必殺技を使えば吹き飛ばせるという程に強すぎる設定になってしまいました。
そして森川杏が魔法少女であるという設定もまた梅西隼の設定が決まった時から決まっていました。今後の物語の展開上、彼女が魔法少女であることに意味があるのかないのかはわかりません。それは今後の展開次第ですかね。
30話から32話までは再び歌姫である松浦純花の活躍回でした。意図していないところで謎の少しホラー要素が入ってしまったのは驚きでした。お風呂でっていうのはホラーではあるあるですよね。この3話では綾真央とはまた違う、綾玲や綾純といった新たな要素が生まれたタイミングでもありましたね。作者は最近綾玲、推しになってきています。
33話から35話は誰がどう見ても相田の罪滅ぼし回ですよね。ただ、罪滅ぼししようとしすぎて相田に彼女的なポジションの女の子、橋本香穂を付けたのは間違いだったかもしれません。確実に相田が調子に乗り始めるんだろうなと後で気づきました。当初は橋本香穂は田宮莉子編で名前だけの登場でその後の登場は無しの予定だったのですが、一重に相田への罪滅ぼしですよね。相田〜!もう許してくれぇええ〜!!
再びポイズンパープルとの死闘が描かれるのですが、38話で衝撃的な展開が起きましたね。細かいところは本編を読んでくれると嬉しいのですが、私も書いていてなんてことをしてしまったんだろうと、かなり最初の段階で設定していたことに対して、とても後悔しました。
39話から43話にかけて新たな魔法少女デストロイゴールドとの戦いを描きました。最低な野郎でしたね。そんな最低野郎は今後どこかでもう一度登場させようと思っていますので、登場した時は温かい目で見守ってあげてください。そして綾二がハイパーブラスターピンクへと変身するところでもありました。26話でも書きましたが、この人はまだまだ強くなりますよ!段々技名が複雑になってきてい、作者も不意に聞かれたらきっと答えることはできないでしょうね(笑)
そして最後に綾真央ファンにはたまらない展開が待っていますので、その辺は本編をチェックしてください!
44話から46話は相田の罪滅ぼし回です。もう許してくれえよ!!そんなこんで初めて綾二以外の魔法少女がパワーアップするという展開を描きました。このパワーアップ方法や受け継がれる力は今後の展開にも関わってきますので、覚えておいてもらえるといいかもしれませんね。
47話から49話は玲奈活躍回にしようと思っていたのですが、知らない間に綾玲回になってしまっていました。この2人を書いてる時が作者的には一番楽しいんですよね。侑香穂を書いてる時はこいつら早く爆発しないかなと思って書いているのですが、不思議ですね。綾玲は応援したくなります。
50話と最新51話では梅西の謎が少しだけ明かされましたね。39話で綾二が言っているのですが、「俺たちが本気で世界を守ろうとしているのと同じように敵もまた全力で俺たちを殺してでも己が野望を果たそうとしているのだ」というセリフがあります。これは実はちょっとした伏線になっていました。梅西はただ単純に湊の想い人である杏や松本、上野を倒しているわけではありません。敵にも敵なりの事情があるということをこの回では伝えたいと思い書きました。沙月という少女はなぜ眠ったままなのか。ヘルファイアパープルは誰が倒すのか。楽しみですね。私はもう知っていますよ!!
―――というわけで、1話から振り返っていきましたが、当時の気持ちを思い出せて懐かしい気持ちになりましたね。
「やったれ魔法少女」はおそらく今年中には完結することになると思います。キャラクターたちが今後どんな活躍をしてどこに決着するのか。それは今後の展開をお楽しみに!ということですかね。
「そろそろ終わったかぁ?」
「お前はムルシエラゴ!今日は数少ない私の活躍回ですよ!邪魔しないでくださいよ!!」
「お前、話長いんだよなぁ。きっと読者の皆そう思ってるぞぉ?」
「なんだと!?所詮、私の創作物のくせに!!調子に乗るな!!」
「シャドウファング!!」
「うわぁぁあああ!!」
「ふうぅ、ようやくいなくなったかぁ。まぁいいぃ、これでようやく復活するぞぉ。ふふふ、ふはははは!」
ムルシエラゴが不敵に笑う。
ただの総集編かと思わせておいて総集編でも何でもないということですよね。キャラ解説の時もそうですが、タイトルと内容が噛み合ってないのは今に始まったことではないので許してください。
もう一つ作者からのお知らせがありまして、近々もう一度特別編を書こうと思っています。そこで主人公の綾二やヒロインの真央のピンチを助けてくれる魔法少女を募集し始めました。詳しくは私の活動報告をご覧ください。たくさんの応募待ってます!
それでは今回も読んでいただきありがとうございました!次回をお楽しみに!!