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「マーネちゃん、いる?」
プリエルに呼ばれマーネは慌てて返事をする。マーネは服についた葉っぱを落としながらプリエルの隣に立つ。遠ざかっていくマーカスの背中を見つめながらプリエルは微笑んでいた。
「ほんとはね、言うつもりなかったんです。でもね、何でだろ…、やっぱり、言いたくなっちゃった…。」
「言って良かったって思いますか?」
マーネの質問に赤く腫れ上がった目元を擦りながら、プリエルは笑った。
「良かった!!」
プリエルの笑顔にマーネも笑顔になる。
「マーネちゃん、最後にお願いしても良い?」
「はい!今なら何でも出来ますよ!!」
マーネが元気良く拳を掲げるので、プリエルはそれを眩しそうに目を細める。
「手を握ったまま一緒に寮に帰りたいです。」
「…それだけで良いんですか?」
「うん、それが良いの!えへへ、何でだろうね…。マーネちゃんが手を握ってくれると勇気が湧いてくるんです。」
マーネとプリエルは歩きだした。夕日に照らされた影は仲良く手を繋いでいる。




