↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Mane'n Nox  作者: Amber
59/73

3

プリエルと別れたマーネは寮の部屋でどうするべきか悩んでいた。机に項垂れるとポケットから出てきたオルレアが頭を撫でてくれる。


「あのままで本当に良いのかな…?」


プリエルの言葉がマーネの頭をよぎる。


「もう会えないかもと思うと言わなくちゃって思ったんです、でもそれは私だけの気持ちだった。向こうは知らない方が新しい場所で元気に過ごせるかもしれない。重荷に感じて欲しくないんです。」


プリエルは寂しそうに笑っていた。渡そうとしていたハーブを持って。そのハーブには綺麗な小さな紫の花がたくさん咲いていた。


「マーネはどう思ったの?」


「わたしは、言わないで後悔するより、言って後悔したい。でも、プリエルとわたしは違う。プリエルは逆に思ってるかもしれないし、無理強いはしたくない。」


「あの子は…、それが正しいかどうかじゃなくて、一緒に悩んで考えて意見が欲しかったんじゃないの?最後に決めるのはあの子なのだから。」


オルレアがぺちぺちと頭を叩くので、顔を上げる。オルレアと目が合うとオルレアは真剣な顔でマーネの頬に手を添えた。


「最後まで見届けましょう。良い結果、悪い結果どちらも生きていれば起こるの。大事なのは過程とその後なのよ。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。