生徒会のお仕事
学生生活にも慣れてきた頃。
何時ものように生徒会室へ入ると、扉の目の前にカジが倒れていた。
「きゃーー、兄貴大丈夫??」
「ぐぅっ!」
マーネが驚いていると、一緒に来たヨルが棒読みでカジを踏みつけた。そのまま歩いていつもの席へ座ると、仕事を開始する。
マーネはどうすれば良いのか分からず、倒れているカジと無視するヨルを見比べて、あたふたしていると、カジが勢い良くと起き上がった。
「おいっ!倒れてる奴を踏む奴があるか!」
「倒れてるー?サボってるの間違いでしょ。」
バチバチとお互い睨み合う二人。ほっとくと兄弟喧嘩が始まりそうなのでマーネは間に入るとカジに何があったのか訊ねた。すると、一枚の紙をマーネに差し出した。
「これ、この間の悩み相談ですか?」
「そうだ。半分くらいは終わったんだが…。女生徒の悩みが、その、俺には難しくてな…。恋愛相談とかされても正直分からん!勝負して勝った奴の言うことを聞くじゃ駄目なのか?」
「そ、それはちょっと…。」
「兄貴サイテー。」
「はぁ、こんな感じで俺が行っても話にならないみたいで、めちゃくちゃ怒られたんだ。」
成る程、それで倒れて落ち込んでたのかと、
マーネは落ち込むカジを尻目に紙を見返す。内容的に恋愛相談というよりかはちょっと違うような…。マーネは少し考えてから、よしっと頷いた。
「わたしが行ってきても良いですか?」




