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ヨルのスパルタレッスン受け続け、マーネは少しずつマギアに関する授業内容が分かるようになってきていた。というよりも、ヨルは次の日に習う部分を前日に教えてくれていた。基本を毎日叩き込まれてるからあとは応用するだけなんだと理解したときは、感動して隣にいるヨルに抱きつこうと腕を広げた。驚いたヨルは反射でマギアを使ってマーネを廊下に投げ出し、イチカ先生に注意されて不満そうだったけど。マーネは少しずつ自信を取り戻す。
休憩時間にヨルがやってきては問題を出し、正解したら去って行く。間違えたら闇魔法で何処かに飛ばされるのでマーネは必死で挑んだ。寮へ戻ってもヨルが作ったテストを解いて次の日に採点してもらう宿題のようなものを作ってもらっていた。ここ数日マーネは頑張って勉強を続けた。横で見ていたオルレアも日に日に正解数が増えているマーネを見守っている。
次の日はテストだと、生徒会室でマーネが意気込んでいると、ヨルが近づいてきた。
「そうそう、明日のテストで赤点取ったら、オレのパートナーは諦めてね。高得点取れるように無料で教えてあげてるんだから、これくらいの条件は飲んでもらわないと。教えたオレの努力が報われないからね。」
「ええっ!!それ今言います?」
「なんだ?お前らまだパートナーになってなかったのか。」
驚愕する二人。一緒にいる時に毎回出会っていたので勘違いしていたカジを無視するヨルに、マーネは大丈夫だと自分に言い聞かせる。あれだけやったんだ、努力は必ず報われると師匠も言っていた。
「いえ、頑張ります!!ありがとうございました。ヨルさん!赤点…、赤点だけは回避しないと。」
「オレは別に取ってくれても良いんだけどね。」
マーネはヨルの言葉を無視して拳を突き上げた。




