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「俺達にも責任があるようだ。後始末をしよう。…カジ、しっかり運営しろ。メンバーが少ないとお前がやりたいことも出来ないぞ。」
「分かってる。人材募集中なんだ。納得できるメンバーにしたくてな。今回マーネが新たに加わって希望も見えてきたところだ。」
カジがノーランと拳同士をぶつける。
それを見ていたマーネは瞳を輝かせる。男同士の友情だった。この2人、仲が悪いとか喧嘩してる訳じゃなかったんだと安堵した。ニコニコしているとノーランからの視線に気付くマーネ。目が合うも、じーっと観察するように動かないノーランにマーネは気まずくなって視線を泳がせた。何かしてしまったかとそわそわするマーネを見て、ぐいっと眼鏡を押し上げるノーラン。
「何故俺を見て怯える…?」
「ノーランが睨むからでしょうが!ほら、笑顔忘れてるわよ。マーネ、怖くないわよ。大丈夫だからね。」
「またね。新しいゲーム探しとく。ノーランの仏頂面はいつものこと。気にしなくていい。」
ニコとネコが手を振りながらドアから出ていく。
「眉間に皺よってんでー。マーネちゃん、安心してええで。ノーランは可愛いのが好きやねん。この顔で笑えるやろ?」
「…余計な一言だ。マーネ・ノクスウェル。生徒会メンバーに入ったと聞いてどんな奴かと思ったが…心配して損したよ。カジの世話は大変だろうが頑張ってくれ。それと、今回の件について、俺とカジは決闘後、表では会話する姿を見せないようにしてたから勘違いした奴等が起こした事件のようだ。カジの立場を確固たるものにしたかったんだが、裏目に出てしまったな。巻き込んですまなかった。」
「いえ、クラスディオの皆さんの話を聞いてから旧生徒会の方達からも話を聞くべきだと思っていたので、お話が聞けて良かったです。」
「見た目によらず度胸あるもんなぁ、マーネちゃん、また今度トラエス教えたるわ。ほなっ!先行っとくでノーラン。」
ゼファはノーランの方を叩くと、手を振って去っていった。ノーランは少し考える素振りをして、奥の籠から袋を取り出す。お詫びだとマーネに手渡した。
「これはっ!」
「クッキーだ。さっきカジが全部食べやつの中にまだ食べてなかったものも混じっていただろう?これも旨いから食べると良い。」
「ありがとうございます!」
マーネが嬉しそうに受け取ると、ノーランの目元が少し和らいだ。はしゃぐマーネを見てヨルが呆れている。その姿を見たカジはノーランに耳打ちする。
「餌付けするな。」
「していない。お詫びだと言っただろう。」
満足げなノーランにカジはやれやれと首を振った。




