マーネとオルレア
カジと別れてから自室に戻ったマーネ。
部屋に入るとオルレアがベッドで寝床を作っていた。
「おかえり、マーネ。遅かったわね。」
「ただいま~…。ちょっといろいろあってね。オルレアも一緒にいて欲しかった…。そのくらい色々あったんだよ!ほんとに!!」
「ふふん。あたしはアニマがいるって話してたから挨拶に行ってきたわ。まぁまあ面白い奴だったわね。」
オルレアは瞳を光らせてにやりと笑う。
それを見てマーネは良い友達が出来たんだなと思った。オルレアにとって面白い奴とは良い評価だからだ。マーネは制服から着替えて貰った生徒手帳をパラパラと捲る。
「マーネ、情報共有しましょう。明日からのためにね。」
オルレアの言葉に頷くマーネ。疲れてはいるが、その提案には賛成のようで、さっきあったことを一からオルレアに話す。オルレアもマーネと離れた後のことを話した。
「明日から不安だな~…。でもみんな親切だし、ベッドもふかふかで。勉強もさせてもらえる、頑張らなきゃ。」
話し終えたマーネはベッドにダイブして。オルレアの横に寝そべる。オルレアは胸元にある懐中時計を弄りながら吐露したマーネの言葉は本音なのだろうと悟った。
「1人じゃないから大丈夫よ。」
オルレアは安心させるように寂しげなマーネに声をかける。オルレアの言葉にマーネは嬉しそうに微笑んだ。
「…そうだよね。よし!安心したらお腹空いたなー。ダイニングまで競争しようよ!」
「あら、抜け穴使うけど良いのかしら?ワタシが先に着いちゃうわね。」
「ええっ!もう近道見つけたの?早すぎだよ…。夜中にチーズとか持って帰って来ないでよ?」
仲良しな1人と一匹は言い合いしながら部屋から駆け出した。




