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東部方面軍戦闘・辞令・居酒屋

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 アラバタール帝国



 東部方面軍



 そして!

 左翼から第7・第8・第11軍が隣国のリーマスト王国と戦闘中であった。


 中央本隊第8軍


「左翼の動きが悪いな、一度下がらせて再編成をさせるか?」


 3軍の総司令官は迷っていた


「ダイクム司令官、左翼の司令官はレイド司令官です、既にその方向で動いているはずです」


「それでも! 総司令部からの命令書を出せば馬鹿な貴族も逆らえないでしょう」


「そうだな、援護の為に再編成を第7軍に命令をする。 伝令~ 」


「はっ」


「聞いていたな第7軍に後退して編成を命令する。 正式な命令書は後で送るのでレイド司令官に第7軍に直ぐに知らせろ、命令に背く者はその場で切り捨てても構わん」


 クソ貴族が邪魔をしやがる。


「総司令官、本部からの伝令が来ました」


「直ぐに会おう」


 援軍か、それとも別な軍が侵攻してきたか


「東部方面軍本部のジャマ中佐です。 本部の調整が終わりましたので、明後日には3万の騎士団と五日以内には五万の兵士がこの戦場に配備されます」


「随分と早かったな。 後10日間は現状維持だと思っていたがな」


「皆様方には緊急の対応で迷惑を掛けていますので、東部方面軍本部が急いで編成しました」


 伝令は胸を張り、俺達は孤軍ではないと大声で答えてくれた。

 有難い、これで士気が上がるハズだ。


「有難い。 東部方面軍本部長には感謝しなくてはな、本部長には感謝していると伝えてくれ 」


「分かりました。 では私は戻りますが他の戦場はわが軍有利に進めております」


 そのまま伝令は帰って行った。

 必要な情報は既に毎日紙に認め置いてたからだ。


「全軍に伝令だ、明後日には3万の騎士団と五日以内には五万の兵士が援軍としてくる、それまでは現状維持だが勝機が攻め込むぞ」


「はっ!」




 ◇◆◇◆◇◆




 騎士団本部で辞令を受け取り、騎士団本部所属になったが直ぐに食料、医薬品、ポーション、鉄や魔鉄の輸送任務が言い渡された。


 任務地は東部方面軍だ。

 隣国からの侵攻が頻繁で消耗品の数が多すぎるとのことだ。

 物資とともに戦場で錬金術による損耗した防具等の再生が主な任務になる。


 配下には300人の同期と中佐が5名と大佐が1名同行する。 左官は俺の補佐と指導の為に恐らくは護衛の任務もあるのだろう。


 ベルグ少佐が言っていた。

 戦場での後方支援で現場の信頼を得て直ぐに昇進させるらしい?



「オスカー少尉です。

 殆どの方々が同期で階級も同じく、大佐や中佐の方々には私がこの隊の隊長となり不満も得るかと思いますが、私の命令に従って貰います」


 俺が隊のトップなのだから従って貰う。


「私はこの部隊の特別顧問のドワイト大佐だ。

 この任務に部隊編成は軍務尚書と騎士団総長の肝いりの部隊だから、この任務に不満な者は直ぐに出て行け、オスカー少尉が決めた事がこの部隊の任務だ。

 出発前に悩み事があるなら相談しろ、家庭の事情や金の問題、それをそのままにすればふあんから連携が崩れる事もままあるのだから、時間はある問題を解決しよう」


 凄いな、大佐になると説得力が凄いな、家庭の問題まで派遣前に……

 以前の教官は言わなかった事だ。


「ロベール少佐だ。

 この隊の副隊長だ、今回の任務は二ヶ月間の後方支援だ、前線を知らなければ効率が良い支援は出来ない。

 後方支援を完璧に出来れば前線でも楽に現状維持出来るはずだから報告、連絡、相談、確認を必ずするように、任務地までは二週間の工程だが確実に予定通り移動すれば良い訳でもないけらな……」


 深みを持たせて、話しは終わった。


「出発は明後日だ、其れまで準備を完璧にしてくれ、時間は08:30時に東訓練場を出発だ、質問はあるかな」


 まわりを見てれば、誰も質問はないようだ。


「では、解散」


「「「「「はっ」」」」」


 皆が散開していくが、





 ◇◆◇◆◇◆



 居酒屋



 昨日マーリン様から指定された居酒屋に入ると、既にマーリン様が待って………

 いや!飲んだくれていた。


「マーリン様遅くなりました」


「いんや、遅れておらんぞ」


「いらっしゃい。 飲み物は何にしますか」


 居酒屋のマスター!

 この雰囲気はラートンに似ているが、このマスターは暗殺者か密偵かな?


「ビールで」


「はいよ」


「初任務は二ヶ月間の後方支援か、丁度良いな」


「はいよ、ビールね」


動きがスムーズ過ぎる!

動きに無駄が無い、ビールジョッキを置くのに音がしないし。


「ほれ、乾杯だ」


「「乾杯」」


「マスターも好きに飲んで良いぞ、彼奴(軍務尚書)が払うからな」


「えっ! 誰が来るんですか?」


聞いてませんが?


「ん、軍務尚書じゃ」


「何故ですか?」


「話しがあるからな、直ぐに来る」


「分かりました」


気になる………





次話に続く

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