辺境伯家12 ・聞いてない・皇帝は楽しい
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おはようございます。
ベトリンガー公爵
クレナイズ財務尚書が逮捕だと、聞いて居らんぞ!
誰からも聞いてない………
まさか、先日の会議で何かあったのが……… それでも連絡が来てなかった!
重大な案件が無かったとばかりに…………
「少しお待ちを、クレナイズ財務尚書は神聖教会に対しての汚職疑惑ではなく、国庫の公費を不当に神聖教会に渡し、その見返りに多額の裏金を受け取っていました。
金額に関しては、内務省と司法省が共同で調べていますが! 多額過ぎて未だに掴めていません」
他の貴族は既に自分に責任が来ないようにしずかにしていた。
しかし、甘かったその考えが…………
「そうか、それも含めて何とかしなければならないな」
「神聖教会は我が帝国の公費を無駄に使って下ります。
寄付金に対しての我が帝国にたいしての見返りがありません。
本来なら教会に対しての見返りは求めませんが、金次第で癒す者を決めており、公平な教会と言えませんので寄付金の返還をそれと同時に帝国内からの神聖教会の撤退を求めます。
更にそれが出来ないのであれば、国境の封鎖です、それに納得いかないのであれば、本国に攻め込まなくてはなりません、我が帝国から奪い取るそれに対する制裁措置を発動を求めます、周辺諸国から舐められる訳にはいきませんので」
クハハハ、覇気を剥き出しで本気で言ってやがる。
面白いぞ、良いぞ。
気が弱い貴族は気を失っているわ、さてそれでどう侵攻するかで許可出来るが、どうでるのだ。
「それで、寄付金の返還と帝国からの撤退、国境の封鎖の件は解ったがどうするのだ」
「それは、返答次第ですが先鋒はベトリンガー公爵家に御願いします」
「何故コウネリアス辺境伯爵家が行かないのだ?」
「我が家は押さえの軍を置いて、帝国内の不安分子を討伐しますが、他の辺境伯が引き受けて戴けるのならば、我がコウネリアス辺境伯爵家が死兵となり先鋒を勤め侵攻致します」
「バイマス辺境伯よ、卿は辺境伯七家の纏め役だぞ」
「他は全て残りの辺境伯六家が引き受けます。
コウネリアス辺境伯爵家は好きになさるが良きかと」
「コウネリアス辺境伯爵家は神聖教会本国に侵攻準備せよ」
「はっ! それでは直ぐに返答次第で侵攻致します。
それとベトリンガー公爵家はクレナイズ財務尚書の後ろ盾になって下りますので、この汚職疑惑に神聖教会と関係が無いことを証明するために同時に侵攻を……… 」
「成る程な、ベトリンガー公爵家に対する余計な誹謗中傷や疑心暗鬼を払拭するために勝ち取る為にもか………
良かろう、ベトリンガー公爵に先鋒を言い渡す良いな」
何だと! これで断ったら罪人に神聖教会に通じてると言っていると………
クソがっ
「はっ! 我が家の戦力注ぎ込みこの戦に勝利を………」
「うむ、期待している。
戦後は領地の復興支援や、それに伴う作業もだな。
荒れていない場所は功績のあった者に与えるとするか!」
クソっ、完全に勢力・戦力・資金を奪いにきてやがる、打開策など無い………
神聖教会との仲をとっても悪手だ。
「次にメイブル子爵ですが、砦で私を打ち首にするとの発言がありました。
ハムレット伯爵家は子爵家の派閥でこの様に無茶な行動を繰り返しているようです。
他の者達にも冒険者にも聞き取り調査をしましたが、全員が公共の場で発言も厭わないとのことですが、他にもおなじような貴族がおります。
多過ぎますのでこの件は書類と記録石での報告になります」
既に心当たりのある貴族は震えていたのだった。
「それと! 我が辺境伯家の者達に手袋を投げ捨て、拾っても無いのに周りが手袋を拾ったと!
周囲に叫んでいたそうなのです、それで私はその全ての決闘を受ける所存であります」
「それで」
「全ての貴族階級の決闘を受けますので承認を………
」
「良かろう」
「決闘ですので勝敗は生きるか死ぬか、辺境伯家の名誉を掛けて戦いますから、その後は相手側の貴族籍、領地以外の全財産を貰い受けます」
書類の中に自分の名前が無いようにと願う貴族たち……
次話に続く




