辺境伯11 ・謁見・当主就任・貴族は震える
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帝城に向かう
「ユーディス様、準備万端ですかな?」
「そうだな、出たとこ勝負なところもあるが、他の辺境伯爵家に聞いても援護はするから好きにやれってね、手紙が来てたよ笑えるな」
「証拠と他にも、揃えていますので好きな行動をしてください。
他の辺境伯爵様も早く暴れたいのでしょうね」
「分かったよ」
それから、帝城に入り
謁見の間
既に国中から貴族達が集まっていた。
儀式が始まり
皇帝陛下から
「ユーディス・フォン・コウネリアスよ、代々伝わる。
コウネリアス辺境伯爵家当主の証である剣をお主に授ける。
これより当主として励め 」
「有難き幸せに存じます」
「ん! では、恒例の行事を行う…………
しかし、新たな辺境伯爵はいつ見ても精悍で野性味を感じる、これからが楽しみだ」
その瞬間に全貴族が固まった。
平気なのは辺境伯爵家のみ
皇帝はニヤニヤと声を出さずに笑っている。
既に内容を知っているためだ。
皇帝は自分に反抗的な貴族を公に罰することが出来るので上機嫌だった。
「では、昨日ですが! この帝都に入るときに私を襲った暗殺者の身柄を門番が渡せと言ってきました。
ですが、辺境伯爵の暗殺を請け負った者を渡すわけには行かず、揉めてしまいました。
この件には他の貴族も関係してますので慎重に捜査を進めます。
憲兵隊の力もお借りいたします」
他からの反対意見もあったが、全て無視する。
「次にパルデス侯爵夫婦ですが城塞都市で先日宿泊しましたが。
その際に泊まっている宿で私を平民と勘違いして殺気を放ちながら剣を向けられ殺すと言われました。
これに対して我が家は戦争行為としてにパルデス侯爵に宣戦布告と受け取り、その場で宣戦布告いたしました」
「話は聞いている、記録石で確認した。
なるべく早くこの喧嘩は終わらせるように」
「はっ、直ぐに終わらせます」
既に話はパルデス侯爵家との戦争を認めている。
謁見の場で既に話は終わり、皇帝陛下からの許可もでた。
パルデス侯爵は顔面蒼白で震え膝が震えていた。
「パルデス侯爵よ、お主は死ぬまで戦うのか? 」
それは皇帝の慈悲でもあった。 騎士や兵士達が無駄に死に帝国国民に無駄な出費や苦労をかけるからでパルデス侯爵の為に発した言葉では無い。
パルデス侯爵は考え、死ぬより生きることを選んだ。
辺境伯爵家の騎士団は精鋭無比と呼ばれ、その名の通りに辺境伯爵七家の当主就任時の戦闘を見ればわかるのだから、パルデス侯爵昔からその戦いを見てきていたのだから……… ユーディスの冷徹なる剣速で先日は我が家の腕利きを数秒で殺したのだ、俺には見えなかった……
「皇帝陛下に全てをお任せ致します」
深く頭を下げ謁見の間は静かになった。
「うむ、パルデス侯爵よ、今回の件は全て卿に責任がある、全ての領地を返還だ」
「御意に従います」
「陛下それはあまりにも厳罰過ぎます」
ルルドー伯爵家がそれに異を唱える
しかし
「ルルドー伯爵、貴方も今回の討伐する名前に入ってますよ。 罪状は人身売買及び違法奴隷の所持に販売、拉致事件、拉致した者を奴隷として随分と儲けていましたね。 記録石がありますのでみますか? 他にも伯爵家3家、子爵28家、男爵144家とそれでは皆さんは映像を確認してください」
その後に流された映像には会話も全て録音されていた。
これには全員が言葉も無かった。
俺は得意の『雷』属性の魔法で全員を麻痺させて、そして近衛に手首を拘束されそのまま連れていかれたのだった。
「次に財務省のクレナイズ財務尚書です。
彼は先日のことです。
私の妹を連れ去り強制的に妾にしようとしました。
護衛の騎士が乱暴しようとした彼の部下を妹の護衛騎士が取り押さえまして、既に自白してますし、クレナイズ財務尚書の屋敷の騎士と確認は取れておりますので、拘束する許可を陛下にお願いします」
「無論だ、近衛と司法省書も記録石でこの件も確認してあるし騎士の主も確認してある。
クレナイズ財務尚書を拘束しろ、帝国の重職にあるものが嘆かわしいそ。
爵位と財産は全て没収しコウネリアス辺境伯爵の妹に対しての慰謝料もそこから支払うように、余罪もあろうからキツく締め上げてしまえ、死ななければそれでよい」
クレナイズ財務尚書は反対意見する前に近衛に捕まり声もだせなかった。
手配が早く近衛の動きも無駄がない、冒険者とは違う動きだな。
感心するな、俺も対人戦闘の訓練を最初からやるか。
ベトリンガー公爵
クレナイズ財務尚書が逮捕だと、聞いて居らんぞ!
誰からも聞いてない………
まさか、先日の会議で何かあったのが……… それでも連絡が来てなかった!
重大な案件が無かったとばかりに…………




