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報告・任務・懐かしき

騎士団本部




「お邪魔します、何か進展はありましたか?」


「砂糖は三杯で、それとノックしろ」


「それとですね、何か俺の錬金術で屑ポーションを上級ポーションにする事に成功しました。 マーリン様から口外するなと言われたのでとにかく少佐と軍務尚書意外には伝えるなと言われていたので報告です」


「おいおい! なんてふざけた能力だよ、お前最近人間やめてるの?」


「まあマーリン様が色々と考えてくれるらしいのでまた後で報告しにきますね」


「レポートにはしてきていないんだな」


「そうですね。 それより先にすぐに報告しに来たんでレポートにはまとめていません」


「分かった、軍務尚書には報告しておく、屑ポーション集めておくから偶にで良いから錬金して納品してくれ」


「了解です」


「それと、お前は騎士団本部の総長付きになった。

他には物資の輸送任務が直ぐにあるな、任務が終わったら中尉に昇進だぞ」



「えっ! それって変ですよね」


「もう既に決まっているからな、部下も200人だ」


「ん!?」


この人何言ってるの?


「それで、そのメンバーの殆どはこの一年間に組んだことがある奴等だし問題は無いだろ」


「・・・何ですか、その編成は怖いですけど」


「仕方が無いさ、お前の加護に関係するからな、それとコウネリアス辺境伯爵家の新しい当主就任と同時にだが、帝国内で何時もの征伐が有るからそこに物資の運搬と鎧兜や剣の修復任務だ。 とことん使って昇進させるそうだぞ 」


「ん~、ユーディス兄さんが帰って来るんですね」


「ん! 知ってるのか? 公爵家と辺境伯爵七家は仲が悪いと聞いているが?」


少佐は不思議そうな顔をしてるけど


「ユーディス兄さんには、幼い頃から世話になってますからね。 俺は家族と仲が悪いけど、その分ユーディス兄さんと妹のレイリアが本当の兄妹だと思ってますからね 」


「そうなのか、辺境伯七家のコウネリアス辺境伯爵家とは深い関係があるんだな、だから素直に育ったのか 」


「素直に育ったのかは分かりませんが、ユーディス兄さんが居なかったら俺はグレていたでしょね。 魔法も剣術も礼儀作法も全部俺に教えてくれましたからね」


「お前本当に好きなんだな」


「大好きですね、俺の家族はあの二人だけですからでも 、さすがに公爵家でも 揉めたから会いに行きにくくなってるんですよね本当のところ、迷惑掛けたくないし」


「何も気にせずに会いに行けばいいだろう。 お前がそれだけ信用しているんなら相手も来ても 喜ぶだろう」



「ですかね! でも会いにいったら余計な事を考えて居るんじゃね~って、また殴られるかな?」


「殴られたのか?」


あれ! 驚いてんな


「はい、全力で殴られましたよ。 殴られてから、家族が信じられないなら俺が兄貴になってやるからってね、その後に泥まみれになりながら鍛錬して三人で風呂に入ったのは嬉しくて泣きましたね」


「なのか、それは何歳の時だ! 気になるだけだ個人的にな?」


「確か八歳かな? ユーディス兄さんはその時から家臣団を纏めていたから、凄いとしか思えなかった記憶があるみたいな感じですね」


何だよその八歳って変だろ! その年で辺境伯家を纏めるカリスマは凄いな


「だったら、今から会いに行けばいいさ」


「・・・・・今からか」


「行ってこいよ」


「分かりました。 行ってきますね」


俺がそれから二年ぶりにコウネリアス辺境伯爵家にむかった。



◇◆◇◆◇◆



コウネリアス辺境伯爵家

帝都別邸



門番に来た理由と自分の名前と所属を伝えた。


すると、門番が俺のことを覚えていて、現在の俺のことも知っているみたいだ。


その後は、屋敷内に入ると


「オスカー兄さん!」


声が聞こえたら抱きついてきた、驚いてみたら綺麗になったレイリアがいた。


「久しぶりレイリア」


「オスカー兄さんも久しぶりだね、聞いたよ! 今期の騎士団トップ卒業だよね」


「一応ね、仲間が居たからね。 ユーディス兄さんが教えてくれた本当の仲間が居たからだよ」


「そうなんだ、早くリビングルームに行こ」


「うん」


本当に懐かしい、孤児院とは別な意味で和むな


「オスカー兄さんはこれからどうするの?」


「ん! 特にはって言うか騎士団で団長を中将を目指して頑張るよ。 それ以外は特には…………」


「誰か好きな人は見つかったの?」


「うん、好きなって言うか責任とって結婚する人はいるよ、俺の1つ年上だけどね」


「ムフフ、クラリスさんでしょ」


「バレてんのかよ、流石は辺境伯の情報網だな」


「オスカー兄さんの事は全て調べてるからね」


「怖いな。 全部知っているのか?」


「殆どね、でも兄さんが知ったら何するか解んないよ」


「・・・・怖いな」


「屋敷くらいはプレゼントするかもね、兄さんも数日中に帰ってくるからね楽しみ」


「失礼します」


と! 入ってきたのは当主代行のグエン・ファン・エンデバー子爵だ


「オスカー様、お久しぶりですな」


「お邪魔してます」


「本当に全然来てくれませんので寂しく感じてましたよ、孤児院の件は聞いていますよ。  出来れば戦場にも大浴場を御願いしたいですな」


「それは、総長に御願いします、今は准尉なので権限がないので」


「分かりました。 昼食の準備もしてますのでその前に! 模擬戦でもどうですかな?」





次話に続く

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