辺境伯家10・制圧・今後
屋敷内を制圧した後に、オスカーの話しを聞き懐かしいので近いうちに会おうと思った。
彼奴も何か大変みたいだしな、その内に公爵家を引き継ぐか新しい公爵家の誕生か、両方あるだろうな。
皇帝陛下が昔からオスカーを気に入っている。恐らくは第一皇子殿下ではなく第二皇子殿下を後継者に選ぶだろう。
皇妃様の血を継ぐ者が皇帝になれば、それこそベトリンガー公爵家が政治に参加してくる、それだけは避けねばならないが今回の神聖教会との件で勢力を低下させる、これは決定しているし証拠もあるから明日の当主就任と同時に捲き込んでやる。
第一皇子殿下には正確に問題がある、短気でかんしゃく持ちだ。
それは上に、この帝国の皇帝には向かないのだ!
帝国が分裂する、今回の城門の件で皇妃様にも楔を打っておくかそれが良いだろう。
オスカーには第一皇女殿下を嫁がせるだろう。
ラーディス公爵家を降格させて領地も取り上げ伯爵家かな?
あの家族には加護が無いのだから役に立たない、ラーディス公爵家の領地と騎士団をそのままオスカーに預けるだろうな、騎士団もオスカーの配下に入ることを望んでいる。
その証拠に現在のラーディス公爵家の騎士達は辞めるきになっているが、騎士団本部総長が話し合いをしている。
裏で軍務尚書と騎士団本部総長に国務尚書もだ内務尚書と司法省もだが、皇帝陛下も国務尚書と話しが会わないみたいだが、かなりの駆け引きが行われているのは部下から聞いているが…………
今回の戦闘にオスカーを借りるか!
正式に騎士になるのにまだ数日間あるから、何とかするか………
しかし、今回の帝国内の討伐の数が多すぎるな、たかが五年で不正の数が多すぎるな、わざとか?
帝国内の貴族は2800余だが、今回の処罰対象は1057家だ。
「ユーディス様、深刻なお顔でしたが!」
「明日のことを考えていた。 今回の処罰対象が多いと思ってな」
「その事ですが、皇帝陛下と国務尚書から聞いたはなしですが宜しいですかな時間は」
「構わないよ、教えてくれ」
「帝国内にいる貴族の数が増えて多過ぎるということです。 ここは1つ減らそうと能力の無い騎士爵以外は裏で金儲けしか考えていなく、帝国の役に立たないので今回の件を利用してしまえば良いだろうと…………」
「確かグエンの義理の兄が国務尚書だったね、なら本音で話しを振ってきてるならその通りにしようか」
「申し訳けありません。 アレが義理の兄とは情けないです」
「いや、責めてるわけでは無いよ、役に立たない貴族の存在意義を考えていたんだよ」
「存在意義が無いとしか言えませんね 」
「嫡子だけでなく、次男、三男でも優秀な者もいるだろうに、嫁の実家の影響下で潰れる家もあるだろうな」
「良くご存じで、その優秀な者達に今回は機会を与えるとのお言葉が陛下から………」
「流石だな、俺は潰すしか考えていなかったよ」
「それが辺境伯七家の責務ですから、陛下の邪魔な者は消さなければ」
「解っているさ、全力で潰す。 それとオスカーの件だが知っている事はあるか?」
「確認は出来ていませんが『聖痕』の加護が出たらしいです」
「『聖痕』だと! 本当なら凄いな、俺も欲しいが………… 言われている条件は満たしているが発動条件が解らんからな 」
「『聖痕』さえ有れば多くの仲間を救えますからな」
「そうだな、羨ましい加護だ」
次話に続く




