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冒険者ギルド・不正・憲兵隊

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PV(アクセス)

小計1,786


有難うございます。


本日は『作品内の設定紹介 貴族』も投稿予定です。


冒険者ギルド


「憲兵隊です。 これか冒険者ギルドに対しての強制捜査を行います」


その言葉に反論する受付嬢は


「冒険者ギルドは国の配下ではありません。

また冒険者ギルドはどの国の命令も受けませんのでまた、魔物討伐のさい、自由な行動を保証されています。

自由な権限があり、国からの援護も後ろ盾も必要としてません、強力な魔物の討伐等の依頼を受けて個々で対応していますので強制捜査を拒否します。 これに反論があるのであれば帝国からのギルドの撤退も行使します」


毅然とした態度だが、言葉が足りないとおもうが


「それならそれで構わない。 冒険者ギルドの冒険者が先程我々の前で騎士団員に対しての犯罪で囚われている! 罪状はこの帝国発行の書類の通りだが?」


受付嬢はその書類の内容を素早く確認をした!


「少々お待ち下さい、ギルドマスターに確認をしてきますので……」


受付嬢は内容を読み焦りまくった。

所属冒険者が犯罪者で現行犯逮捕されている。


既にギルドマスターにしか対処出来ない事案みたいだ。


言葉を遮り


「それは関係ないよ、既に記録石での確認が終わっている、司法省からの強制捜査の命令も出ている。 冒険者ギルドが犯罪者の予備軍の疑いもあると疑われている。

記録石の予備も持ってきているからギルドマスターにも確認して貰おうか」


それは、既に確認では無く強制であった。


「直ぐに確認してきますのでお待ち下さい」


「では、皆さんはこの場から動かないで下さい、勝手な行動をした者は逮捕しますので」


それは安易に他処罰を固定しないためだ。

そして、冒険者ギルドの存在意義を揺るがす言葉だった。


「国は冒険者ギルドに不干渉であると定めているが……」


A級冒険者が問うが


「それは犯罪がない場合だよ」


「・・・・」


「既に捕まっている者が居るし、鉱山か首をはねるかの違いだよ。

残念だがな……」


憲兵隊の隊長が今までに、どれだけ冒険者に便宜を図っていたか知らない者は居なかった。


ただ、それは犯罪とは違い帝都の城門を優先して通したり、魔物の情報提供等だが冒険者達はそれが一番有難かった。


「やり過ぎたか」


「だな、俺では無理な程にやり過ぎたのだから諦めろ」


「其奴らは?」


「牢獄にいる」


憲兵隊と代表で話しをしていたトップランカーが皆に向かって……


「分かった。 全員この場から出ることを禁止するぞ、素直に従えギルドマスターの判断に任せよう」


このギルドのトップランカーが決めたことに誰も?


「巫山戯んなよ、俺らに何の関係があるんだよ。

だいたいよ~、その騎士達が俺らの獲物を取ったのが原因じゃねえかよ、何で俺らが捜査されなきゃないんだよ」


まだ二十歳にも達していない若者がそう叫んでいた。


「魔物を誰が討伐しようが関係ないし、規則も法律も無い、冒険者ギルドの物ではないんだからな、魔物が減るのであれば誰が討伐しても関係ないし、嬉しいことだよ。

魔物が減ればその分、帝国国民の安全性が高まるのだからな、それにお前たち冒険者は好きでその職業を選んだんだろう」


「うるせーよ、そのせいで俺らの収入が減ってんだよ、ふざけんじゃねえ騎士は騎士らしく戦争にでも行ってろ、俺達冒険者の邪魔してんじゃね~よ」


「勘違いしてんなよ、それも覚悟して冒険者になったのだろうが、覚悟が出来てないのかお前は! 知ってるぞ、冒険者が偉いと勘違いしてクエストを選り好みし、依頼人ともトラブルを起こしていることをな。

それこそだな、治外法権の冒険者ギルドだから言わなかったが。 まだ知っているぞ、お前等の中にはわざと討伐依頼を先延ばしして、依頼料が上がるのを待っている者がいるのをな」


言ってしまえば、黙りあからさまに顔を背ける者や、視線が左右に不自然に彷徨う者もいる、帝都の冒険者ギルドでも皆がやっていたかそれも数が多いな、高ランク冒険者以外はやってるな、田舎ではギルドぐるみでしてたからな。


だから緊急性が高いものは騎士団や辺境伯爵家等の高位の貴族は率先して討伐をしているのだ。

領内が荒れれば税金が減るからだ、それを元に戻すのに余計な時間が金が掛かるから。

普通の貴族は冒険者ギルドに早く討伐しろと催促するだけだが、理由は騎士が大袈裟すれば損失が多いからだ。

冒険者なら死んでも全て依頼料の金で済むから………


「おいおい、なんだよ黙りこくってよ、何かそれに覚えがあるのか?

大体にして今回の騎士たちは自分達のために魔物討伐をしていたわけではない。

孤児院に肉を寄付したり金を寄付したりするために稼いでたんだ、お前らと違って緊急性があるからやっているんだよ」


ギルドマスターが話をしていたらこちらに向かって来ていたので。


「ギルドマスターには最初に記録石を確認して貰おう、話はそれからだ」


「分かった、見せて貰おうか」


ギルドマスターの機嫌が悪いのは見て分かるが、もしかすると役職が別な者に変わるかも知れないからな。


それから、記録石をギルドの壁に映し出した、それも3つ同時に別々な角度からだ。


五分ほどで映像が終わると、全員が何も言えない状態だった。


先程の若者も言葉が出ないほどに驚いていた。


「まさか、ここまで遣ったのか! この帝都の………街の中で………」


「これが全ての映像だが、彼らに何か弁護するかね」


「いや、オークを剣を抜いて… 脅し取ろうして、あげくに孤児院に火を付ける等と………

ふー、

冒険者ギルドから追放だ。

それと直ぐに彼等の財産を凍結するので、憲兵隊は法に従い捜査してくれ、冒険者ギルドは全ての書類等の提出を拒む気は無い。

アリーナ、君と部下達は憲兵隊に協力をしてくれ、俺は許可が出ればギルド本部にグランドマスターに報告してくる」


「了解です」


それから捜査が始まり、全員から聞き取りをした。

その中で違法に依頼料高く操作しようとしていた者たちに関しては、厳重注意して憲兵隊及び騎士団、司法省内に書類で問題ありと永久に残すことと帝国内の全ての城塞都市、街、町、村に正式に情報を公開すると

言い渡した。

それが例え納得できなくても、既に決まったことであると憲兵隊からの決定事項を伝えただけであった。

そして、ギルド職員にもそれに絡んで裏で小遣い稼ぎをしていた。

ギルド職員が絡んでいるということで、この案件に関しては司法省の職員が動くことになるだろう。

それと帝都にある総合ギルドに対しても何らかの罰が下るであろう。


違法な金額の操作をしたのだから、帝国からも討伐依頼を出しているので、帝国に対しての不正を行ったという記録が残るということだ。



そして、孤児院では改革が行われていた………




次話に続く

誤字脱字報告ありがとうございます、これからもよろしくお願い致す。

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