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辺境警備隊のお医者さん(仮)  作者: リンダ 鈴
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お医者さん(仮) 1

短いので2話アップ

「やっぱり、女だったんだな、お前」

オルガはシダのローブを力一杯搾り上げる。


タタロス川の支流は流れは緩やかだがローブを纏ったシダは泳ぐ事が出来ず、オルガが引っ張る形で岸に上がるまで随分流されてしまった。


年がら年中ローブを脱いだ事の無かったシダだったが今はびしょ濡れのチュニック姿だ。シダが魔法で乾かす前に余分な水分を絞っている。

濡れた身体を両手で抱き締める様にしている為胸が強調されている事にシダは気づいてない。


(つか、でけえ、マジでけえのに今まで気付かなかったのか)

「早くしろ、クソオルガ」

オルガはシダのローブと自分のシャツを拡げる。そこにシダの魔法による熱風が襲いかかった。

「うわっぷ、加減しろや」

「ウルサイ、クソ死ね」

「なんだよ、さっきは『イヤーッ』って可愛い声あげてたくせに」

「◎$€+#%…」

言葉にならない呻きの様な声にシダを見ると見たことも無いくらい真っ赤になってた、耳まで真っ赤だ。

シダはオルガの手からローブをひったくる。

「向こう向け!コッチみんな」

「へいへい」

そう言うとオルガはシャツを着てから濡れたズボンを脱いで絞る。シダもチュニックを脱いでローブを羽織ってるだろう。ブーツや装備はその辺の枯れ木を集めて熾した焚き火の周りに干している。

「脱いだらかせよ」

振り向かずに手を伸ばす。濡れた布が手に乗せられたので振り向くとシダは小さな布を自分で絞っていた。

「そいつもよこせ、絞ってやるから」

慌てて持っていた布を後ろ手に隠す。

「イヤ、いい、これはいいから…」

「なんだ、遠慮すんなよ」

「ホント、いいから…てかその格好で近付くなあぁぁっ」

(あ、俺下履いてなかったな)

「悪りい」

(あぁ、おもしれー、すげえ真っ赤、こんなんでよく2年も男世帯の砦に居れたよな)


その前に8年も男世帯の王立魔術学園で過ごしてます。オルガの前だからという事に気付かないオルガでした。

シダが絞ってる小さい布、下着でございます。

オルガはフリ○ンですがシャツで見えないと言う設定です。

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