近衛騎士団で後輩を擁護しました
更新時間遅れました。
すみませんでした。
近衛騎士団は苦手だ。
エリート意識ばかり高くて
どうしようもないな。
「イフィット・スーラ君、新しい生活にはなれたかい?」
中隊長のヘデエルン・ニノンが言った。
「なんとか。」
オレは適当に答えた。
「そうか、君は優秀だからな。」
ヘデエルン中隊長が笑った。
まるで、もう一人の第二騎士団員が優秀じゃないみたいな言い方だな。
「碓井はどうですか?」
聞いておこう、最近引き離されてやりにくいからな。
「近衛騎士団は第二騎士団のように甘くないからな、戸惑っているようだ。」
ヘデエルン中隊長が言った。
嘘だ、碓井はそんな甘えん坊じゃない。
むしろ頑張りすぎてこちらがハラハラするほどなのに…。
「なにかあったのですか?」
オレは言った。
大事な第二騎士団の期待の新人だぞ。
ここでつぶされてはかなわない。
「オーデ君がちょっと、川馬ののりかたの指導をしただけだよ、落ちまくったらしいけどね、川馬は沈めにはかからず助けたようだが。」
ヘデエルン中隊長が少し残念そうに言った。
なにしてる?碓井には海馬のナナムがいるだろう?
「オレも川馬にのる訓練をした方がいいですか?」
オレは言った。
まあ、オレが落ちても川馬は無視するだろうが。
「君は追々でいいんだよ、新人君は姉のイシエクワさんにいいところ見せたかったんじゃんないかい?」
ヘデエルン中隊長が言った。
碓井はそんなやつじゃない。
ウェルピーナならともかく。
ま、擁護しておくか。
「碓井は大人しいやつなんでたぶん心細いんだとおもいます、ヘデエルン中隊長みたいな優しい方が面倒を見てくれれば心強いんですが。」
オレは微笑んだ。
「そうかい…うん、臨時でもカワイイ部下だしね。」
ヘデエルン中隊長が言った。
「オーデ中級武官も頼りない新入りで戸惑ってるだけだと思います、オレも碓井が何やらかしてるか心配ですので、たまには会いたいのですが…。」
オレは微笑んだ。
さすがに小隊がべつだと会えないからな。
故意の可能性があるが。
「うん、まあ、ぼくが面倒みるよ、イシエクワさんがなんではまったかわかるかもしれないし。」
ヘデエルン中隊長が言った。
こいつも隊長ファンか?
まったく近衛騎士団は
隊長ファンの巣窟かよ。
「やっぱり、カワイイからかな?」
ヘデエルン中隊長が笑った。
まったく、もう少し擁護しておくか?
「碓井の槍術は一見の価値もありますしね。」
オレは言った。
「そうなのかい?ふーん。」
ヘデエルン中隊長が腕をくんだ。
知らなかったらしいな。
碓井、一応擁護しといたぞ。
あとは女なんだから
自分で何とかしろよ。




