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47話 なんで君らギルドの受付で厄介事起こそうとか思うわけ?厄介者扱いされるってわかるでしょ?って展開多すぎ問題

 その大男は犬の耳を持っていた。


 そして犬らしい俊敏さでソファーの後ろからとびかかりそのままNの首を締め上げる。

「話してもらわねぇと困る。てめぇにゃ後ろ盾もねぇんだろう」

 容赦なしに締め上げていく。

 その仲間だろうか、二人、ドワーフの女とエルフの男が近寄ってきたのも遠のきそうな意識の中でNは確認する。

「く」

 Nが腰のベルトに手を伸ばそうと

「辞めてください」

した所で戦鬼の声。


 きれいな声だ。


 彼女の手には突くことに特化した細長い剣。長さは彼女の身の丈ほどあるだろうか。

 こんなのどこから出してきたんだ。さっきまではなかった。

 その剣を犬男の眉間に突きつけている。どちらかがあと少し動けば容赦なく突き刺さる距離。

「アニー、わかってんのか」

「ジェーンさん。わかってます。彼は私の命の恩人です。恩義には恩義で返すべきです」

 なんの迷いもない目。

 この子は強い。戦鬼。必要とあらばためらいもなくこの場で彼を殺すだろう。Nはそう思った。

 そんなことになる前に外してほしいとじたばたする。腰の奴は辞めておこう。この人が巻き込まれる。


「おい犬っころ」

 そこに割り込むキャッスルの声。

「なんだ。わかんねぇのか」

「お前がわかってないんだ」


 犬っころが後頭部に感じるのは筒。これはピストルか。

 目線だけで確認するとエルフの男はピーターがとびかかって押し倒し、その力で床に抑え込んでいる。

 もう一人のドワーフの女は

「※※※※」

 昼のギルドには似つかわしくない罵声を放つヴァンペルトの回し蹴りを食らっていた。


「碌に守られてねぇ建前でしかないとは言ってもギルドの理念は冒険者が助け合う街だ。ましてやファミリーに所属してねぇ、後ろ盾もない立場が低い人間なら痛い目に合わせてもいいなんて考えは世の道理も許さん。それがわかんねぇならその噛み癖と一緒に飼い主に躾け直してもらえ」


 アニーの剣とキャッスルの銃。二つを同時に戦うのは無理だ。

 ジェーンはNを離す。

「ごほ、ごほ」

 締め上げられていた気管にめいっぱい酸素を吸い込みNはむせた。

「だ、大丈夫ですか。ごめんなさい。仲間が失礼をして」

 何をしたらいいかわからず剣を下してNの背中をさするアニー。

「そこの連中。何をしてる」

 受付嬢が助けを呼びいき警備員と管理職がおっとり刀で駆けつけた。

「やだもー。絶対怒られるわ。アニーちゃん一緒にボスに言い訳してね」

「え、えぇ、もっと心配することあると思うんですが」

「なんとかなるなる。そこの男の子たちが助けてくれるわ。あなたは可愛いもの」

「相変わらずだなぁ。お前は」

 ヴァンペルトの言葉にキャッスルは呆れてしまった。

本日はここまで

よかったら「面白くない」「某街のパクリ乙」で良いのでコメントしていってください

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