3. 煮干し
日々の気付きとこの世の真実を追い求める世界最短最低の物語。
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
ご注意: 口語的語りとしています “い”抜き、“ら”抜き、その他文章定義はご容赦くださいね。(あ、誤字脱字も……)
【日くらし 弐 】
3. 煮干し
“アーモンド小魚”が好きなんですよ、あの小袋に入っているオヤツ。
濃縮された魚の旨味とサクサクの食感とで、うっかりすると永遠にポリポリやってそうになります。
“魚だし、カルシウムも採れているんじゃないか感”が実際のカロリーとその罪悪感を薄めているように思うのですが、まぁポテチや魚卵系のつまみよりはヘルシーだろうと思っています。(極端な比較対象で納得しようとするダメなやつにありがちな例ですね)
で、あのアーモンドはどーでもよくて、甘めの味付けで炒られた煮干しだけあればいいのにと常々思っておりましたら先日スーパーで「アーモンド小魚の小魚だけ!」っていう私勢にうってつけの商品を見かけました。
「おお!分かってるじゃないか!」と手を伸ばしたのですが、値札を見てみればこれがなかなかのお値段です。(ちょっと引いちゃうくらい)
“徳用コーナー”にあるのに全然徳用感が無いという不思議さ。
けれど私の求めていた商品形態の実在性は証明されたので、「ならば通販で」と
“オヤツ おつまみ小魚 小魚だけ 徳用”とか頭の悪いワードを打ち込みますと、まぁ出てくる出てくる、もう小魚だらけでPC画面が生臭く感じるほど。
しかし商品群を見ておりますと、皆そこそこのお値段で、グラム換算ではスーパーのものとあまり変わらない模様。
「なるほど、あれは相応、相場なのか…」と半ば諦めつつぺちぺちとページを送っておりましたら“ワケあり品”っていうフレーズでやたら安い商品をみつけました。
お煎餅にしろリンゴにしろ、安いなら少々の割れや傷なんて無問題、そもそも消費者側(私)の方がワケありまくりですからね。(逆に申し訳ないくらい)
早速2袋(500g×2)をポチリまして、翌日にはお出迎えとなりました。
いやはや、袋にびっしり詰まった小魚がこれほど頼もしい物とは思いませんでしたね。
もう私のワンピースはここにあったのかって感じ。
あの値段ですから、少々味に難があったとしても已む無しと覚悟しておりましたが、このボリュームを見てあらたにその気持ちを固くしました。
ウキウキしながら冷蔵庫からビールを出してきて、準備万端としたところで先ずはファーストインプレッション。(袋から鷲掴みで口へポイ)
「!? こ、これは……」
もうホントビックリ、普通の煮干しでした。ただただ本当に普通のやつ。
ではまた(「安い」には理由があります)
さて1kgの普通の煮干しをどうしたものか……
(別のエピソードでお話しします)




