20. 里芋
日々の気付きとこの世の真実を追い求める世界最短最低の物語。
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
ご注意: 口語的語りとしています “い”抜き、“ら”抜き、その他文章定義はご容赦くださいね。(あ、誤字脱字も……)
【日くらし 弐 】
20. 里芋
千差万別、紆余曲折、賛否両論、甲論乙駁、十人十色……
いわゆる個々人の趣味嗜好による“あり?なし?”という論説・抗争は人の数とその多様性故ゆえ絶え消える事は無いわけですが、こと
“八宝菜のうずら(卵)”“あんみつの白玉”“ビーフカレーのビーフ”に関しては「多いほど良い」というのは唯一この世に咲いた揺るぎなき統一真理であろうと思います。
そしてその並列として「煮物の里芋は多いほど良い」もまた真理であると。
いえね、里芋の旬なんですよ、この時期って。(ご存じですか?)
デンプン主体で水分が少ないので比較的日持ちが良いとされるお芋類ですが、やはり収穫時期の美味しさは格別でして、皮ごと蒸かしたやつをチュルンと剝いてゴマ塩で頂くなんて、日本酒なら一升、ウィスキーならボトル、ビールならロールスロイスの排気量くらい(6ℓ強)は用意しとかないとって感じです。
されどやはり外せないのは「(里芋の)煮物」でして、そのポテンシャルを最大限に発揮する調理方法でしょう。
「濃い味で煮るのだから旬も何もないだろう」
とは素人甘ちゃんの浅はかさです、ちゃんと“旬!!”なんですよ、煮ても。(ああ、このあたりで意見、見解が違えそうだな……)
数か月ほど前に「あー豚汁食べたい…」と思って半分だけ使った冷凍里芋があって、新里芋さんを気持ち良くを迎えるにあたっては「先ずこれを頂かねば(成仏させねば)なるまいよ(消費期限的にも)」と思いまして、その為の一緒に煮る具材をスーパーに買いに行きました。
最低限として鶏肉とニンジン、後は椎茸くらいか?(まぁ筑前煮)なんて思っておりましたら、これまた美味しそうな金色に輝くカボチャが目に入りまして
「そりゃ入れるでしょ、ハロウィンだし」
ってイミフな事を思いつつ(カボチャも大好き)買い物かごへ。
いざ自宅で調理しようとなりましたが
「……さすがに芋とカボチャはヤンチャ(炭水化物)が過ぎるか?……」
とそこで我に返るといういつもの展開。
結果「カボチャメインフェーズ」と「里芋メインフェーズ」二本立ての“煮物ウィーク”となりました。
ここからようやく今回のオチなのですが、里芋フェーズで
「そう言えばレンコンもこの時期だよな?」
なんて思いだして(レンコンも大好き)、またスーパーで買ってきて作った結果、目的の里芋(冷凍)を入れ忘れるというこれまたお約束の展開。
さすがに煮物好きと言えど、連続で第3節まではキツイので別のにしようかなーって思っています。
多分旬の多すぎるこの時期と、ハロウィンのせいでしょうねきっと。
ったく困ったものです……
ではまた(訴訟も辞さない構えですよ)
生姜焼きで生姜入れ忘れたりとかもよくあるもんなぁ……




