21. 稲
日々の気付きとこの世の真実を追い求める世界最短最低の物語。
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
ご注意: 口語的語りとしています “い”抜き、“ら”抜き、その他文章定義はご容赦くださいね。(あ、誤字脱字も……)
【日くらし 弐 】
21. 稲
ー 実るほど、頭を垂れる稲穂かな ー
「年を経て、地位や財産を得た人ほど姿勢を低くするというのは賢く尊い事だよね(中々できなけれど)」
っていう人のありたき姿を歌ったもの(上手い事言うなぁ)ですが、なれるものなら成ってみたいですよね。地位と財産を有する方に。
GW(5月)あたりが田植えのシーズンでしたが、今はもう稲刈りの頃となりまして、思えば半年足らずで全日本人羨望の“お米”それも“新米”が収穫となるのですから考えてみると
「稲の生育って早過ぎじゃね?」
と思ってしまいます。(私だけすかね?)
“桃栗三年、柿八年”
なんて言葉もある通り、果実系は実がつくのに比較的長い年月を要するのに対し、我が国の主食たるお米は僅か半年でというのですから日本人はもっとその恩恵と有難さも感じつつその年の新米を噛みしめるべきではないかと思いますね。(ホントありがたいなー、でも麦も芋もそんなもん?)
“気象影響に強く高品質で生育の早い作物を!”というのは農耕の始まった古からのテーマであったでしょうから、その技術発展は人類の歴史とも言えるでしょう。
結果、今ではゲノムや遺伝子といった最早「神の領域」と思わしきところの操作研究に達していて、地球上全生物への波及影響も懸念されるほどの際どい技術分野です。
ある意味これも核開発と同じく使い方を誤れば人類・地球を滅ぼす可能性と実力を有していて、詰まるところ「エネルギーと食」の追求とは「理への挑戦と解脱」であって、驕ってタガを外した瞬間に翼を焼かれるものなのかもしれませんね。(知らんけど)
そんな想いに耽りながら農道を車で走っていると、今年もカラス達が道の真ん中で宴三昧です。
「ウッヒョーーッ!!(米‼米‼米ーーーッ!!)」
って顔して。(ホント楽しそうなんよなぁ)
嘴の一部がちょっと欠けているのが特徴的なヤツがいて、恐らく去年も見たアイツに違いありません。
傍若無人さと太々(ふてぶて)しさも去年のままです。
通行の邪魔で煩わしい事この上ないし、その奔放っぷりが余計腹立たしいわけですが、ほんの少しだけ
「来年も見れたら(逢えたら)良いなぁクラック」
なんて思ったりもしますから先ほどの想いも含めて齢なんでしょうかねぇ…いやはや
ではまた(もう名前付けちゃってるし)
淡く黄色い稲穂が敷き詰められた光景ってなぜか幸せな気分になるんですよね。
これ日本人特有の感覚なんでしょうかねぇ




