15. カバー力
日々の気付きとこの世の真実を追い求める世界最短最低の物語。
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
ご注意: 口語的語りとしています “い”抜き、“ら”抜き、その他文章定義はご容赦くださいね。(あ、誤字脱字も……)
【日くらし 弐 】
15. カバー力
ファンデーションの広告かなんかで「消えるカバー力!!」ってコピーがケンカを売っているとSNSでネタになっていた事がありましたが、これもひらがな・カタカナ・漢字が混在していて且つ似たような形のが多い日本語ならではの話でしょうね。(初見笑ったなぁ)
cover、カバー、覆う物のお話。
特に高級な部品がついているとかいう訳でもなく、いたって普通の安物自転車なのですが、一応カバーをかけています。
それ程乗らないのと外に置きっ放しですから、雨避けに?と思われるでしょうが、雨対策としてはあまり期待していません。
カバー自体も安物でして、縫製の隙間からジャンジャン水は浸透してきますし、地面が濡れているわけですからカバー内はむしろ外側より多湿環境でしょう。
直雨が無いだけという程度で、実際至る所サビまくりです。
「では何の為にかけているのか?」
一番の目的は「紫外線を防ぐ」という効果目的です。
自転車って意外とプラスチックやゴム、ビニールなどの石油・樹脂製の部品が多くて、それらが割と重要なパーツだったりしますからこれらの劣化は自転車全性能の劣化となります。
それら素材の大敵に、紫外線による”光酸化作用”というのがあって、素材の分子(鎖)構造を脆くしてくれやがるらしいのです。
外置きや室内でも割と日当たりの良いところに置いてあったポリ袋や樹脂製品が、ある時触っただけで「ボロボロ・パラパラ」になったなんて経験ございませんか?そうあれです。
あと、主原因は別らしいですが気が付くとタイヤが(空気が抜けて)ペチャンコになってるなんてのにも少なからずこいつが影響しているのではないかと思うのですよね。
他にもサドルの表面がひび割れて乗る度にお尻がちくちく、ビッショリとか、プラスチックが変色して(白っちゃけて)オンボロ感が増したりとか、全く録でもないやつなのですよ、紫外線って。
車やオートバイでもマメにカバーをかけている人をお見かけするのできっとそういう事なのだろうなと思っておりましたが、以前オートバイを保有している方が
「それもあるけど一番大きいのは防犯ですね」
と仰っていました。(え?そうなの?)
本体を覆っていれば、車種や程度も分かりませんし、モノトーンなカバー色によって大きさや存在そのものが希薄(周囲に馴染むみたいな)になるらしく、比較的盗難被害に遇い辛いらしいのです。(ほー、そんな効果もねぇ)
なるほど、家庭のオートバイも加齢のシミも、目立たせないに越した事は無いという事ですね。
ならばと「消せます!」と謳っている安っすいファンデを買って、今更ながらに隠蔽を施してみましたが、どうにも全然隠れていない気がします。
自身の過剰な感覚かもと、念の為職場で連れに聞いてみたところ
「そんな安物で消せるかバーカ」
ですってよ
お?本当にケンカ売ってる感じ?あ?
ではまた(上等だコラ!)
紫外線並みに質悪りーなコイツ
(「朱に交われば」と言うより「類友」のほうでしょうなぁ)




