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受難の日
二人は買い物をすませて家に帰った。妹は想像通りのキレっぷりで、
「こんな貴重な存在を餓死させる気かXXX」とにかく、とてつもなく、放送禁止の悪態を、連続して大声で怒鳴った。ご近所が気づいて、またいつものことかと理解するまでのキレぶりだった。
「…ところでだな、この人がぶつかって気分が悪いと言ってきたので連れてきた」
「どこの詐欺師だ、そいつ!」
「詐欺じゃない。私はご主人様に出会うべくして出会った運命の存在なのだ。」
さっきはそんなこと言ってなかったのに。言ってたら連れてこなかったのに!
彼がそう思うのと同時に、妹のスリッパが、彼の眉間に激突した。かつて経験したことのない命中度と、妹の怒号の中、彼はついに、失神した。




