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妹の手作り料理
タケルが目を覚ます頃には、いい匂いがしていた。ソファーで寝ていた彼が目を覚ますと、不思議少女がまだいた。
「ご主人様!大丈夫であるか!」
涙を溜めて彼女は言った。
まだぼーっとしたままタケルは彼女に尋ねた。
「そう言えば、名前…」
「カレンでございます、ご主人様」
「名前も知らない女の子を、可愛いという理由だけで、家に上げるつもりだったのか、お前は」
妹は呆れている。
簡易的な食事を、妹が作ってくれたようだ。彼は妹のエプロン姿を、久しぶりに見たような気がした。
料理は匂いだけで、味はかなり微妙だったが、カレンはおいしそうにもぐもぐと口を動かしている。




