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猪突猛進ナル妹のビッグバン  作者: 月読カイト
一 妹は爆発し、不思議な少女は猫耳が似合う
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カレンの思惑

 ハルヒはカレンが気に食わないらしい。

「大体、なんなのあんた。人の家に、変な格好して、あがりこんで、ご飯まで食べて。まさかここに居座るつもりじゃないでしょうね」

 カレンはニコッとしていった。

「よくお分かりになりました。私もいろいろ特技はあります。決して後悔をさせない働きをしてさしあげます」

 タケルは彼女の素行はともかく、ここに住み着くことは聞いていない。だがハルヒは彼がそういう話をしてしまったと勘違いをした。

「どういうつもり?場合によっては、あなたたち、この家から、追い出すけど」

タケルは彼女をじっと見つめた。

カレンはすごく困った顔をしてこちらを見つめた。

「そうであれば、わたしはここをでていくほかはありません。お世話になりました」

かなりの落胆ぶりで、少しずつ玄関に向かって歩いていく。

タケルは迷ったが、状況的には仕方がないと、見守るしかなかった。

「あてはあるの?ご家族は?」

「わたしはこの国に一人できました。縁もゆかりもござらん。」

涙を称えた瞳に彼は飲まれそうになった。

「なあヒナタ、もうちょっと、ここにいてもらってもいいんじゃないかな。俺が責任を持つからさ」

「泥棒とか、詐欺まがいだったらどうするのよ?」

「それは心配ござらん。私は国際魔法警察です」

ヒナタは携帯タブレットを取り出し、それを見せた。

国際魔法警察、それは世界をまたにかける、魔法のエキスパートであると同時に、その存在は都市伝説レベルであり、その内情を知る者はいなかった。

「その国際魔法警察とやらが、何故『この家に居候』という運びになるのか、

ご高説願えるかしら」



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