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猪突猛進ナル妹のビッグバン  作者: 月読カイト
三 そして妹はいなくなった
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魔王ベルのゆううつ

 タケルはみんなに言った。

「命がけでここまで来てくれたみんなには、感謝の言葉もない。本当にありがとう」

「あたしはあんな恐ろしいことになるなら、ついてこなかったわ」

 クララはレオンとベルを見て、意地悪そうに言った。ベルの本体はハエの魔物の集合体だった。それを思い出すだけで身の毛もよだつ。だがそうでも言わないといけない雰囲気がした。

「そうじゃレオン!お主、この魔王をかどわかした罪は重いぞ!戻ったら大変な懲罰が待っておるのを覚悟せい。大戦においてルール違反がどれほどの大罪か…」

 ベルはようやく腹をくくったのか、弱音をはいた。

「以後、私はベル様の配下になりましょう」

 レオンはニコニコしてベルの頭をなでた。


 

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