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天使ヒナタ
「レオンどの、どうなったのですかな?」
臨戦態勢を解くに解けず、カレンは尋ねた。
「この戦いは、ベルゼブブが負けを認めた時点で終わりだ。我々の勝ちだ」
その言葉を信じていいものかわからず、皆はそのまま話を聞くしかなかった。
「ベルゼブブ、ここのエリアは開放してもらっていいのかな?」
「ベルでよい。名前など忘れたからな」
レオンは面倒だと思いながら、応えた。
「天使を封印している結晶は解こう」
ベルはその指を水晶に向けると、水晶は亀裂を生じた。その亀裂はどんどん広がって、ついには全てが割れて地面に落ちた。けたたましい破片の落下音がしたが、ほどなく静かになった。
「ヒナタ…!」
タケルは思わず構えをといて、近づいた。
そこにはハルヒの顔をした天使がいた。眠っているように膝を抱えて目をつむっている。その目が少し開いた。
「アニキ…どうしたの?」




