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淡い思いとの決別
「でも大丈夫だよ、クララは優しいし、成績もいい。責任感があるから委員長もやっている。大抵の男子なら即受けてくれると思うよ」
何言ってるんだ俺はと、タケルは自嘲した。どこまでお人よしなんだ。何だかイライラしてきたタケルは吐き捨てるように言った。
「でもさ、もしクララがレオンにそういう相談されたらどう思う?それくらいの想像力はもっててほしいな」
これでいい、とタケルは思った。ていのいい使い走りをされるくらいなら、嫌われたほうがいい。それも淡い恋心なら、なおさらだ。
バン
扉は閉じた。




