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クララの依頼
「あの、レオンのことなんだけど…」
やっぱりそうきたか~!
タケルの予想の中で、一番底辺の発言だった。期待値ゼロ。
彼のガッカリ感が彼女にもなんとなく伝わったのか、
「どうしたの?」
といわれ、タケルは我に返った。
「うん、それで?」
「最近なんか様子が変なのよね…やたら元気というか、余裕があるというか」
「ふむ、それで彼女がいるかどうか、聞きたいと?」
「うん、ごめんなさい」
は彼女は頭を下げた。タケルの頭の中の血の巡りが正常に戻った。
「特に仲いいわけじゃないから、僕にはわからないよ。ただ、いても不思議じゃないと思う」
冷たいかなと思うことをあえて口にした。彼は嫌われるかもしれないが、その方がクララのためだと思っていった。




