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猪突猛進ナル妹のビッグバン  作者: 月読カイト
三 そして妹はいなくなった
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妹の喪失

 妹の姿はおろか、家の痕跡すらない。残るのは炭化した痕跡だけ。空はあかね色なのに、彼の家の上空の雲は、渦を巻いていた。

 レオンの悪戯か?まさかクララが?カレンが「しでかした」のかもしれない。いや、カレンが救ってくれたのかも。タケルはいろんな楽観説を、頭の中で巡らせた。

「間に合いませんでした」

 カレンがタケルの後ろにいつの間にか立っていた。タケルはカレンにすがりついた。

「カレン…冗談だろ?お前がどこかに、転移とかしたんだよな?」

 彼女は感情を押し殺した顔で、首をふった。

「私にはわかりません」

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