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突然の爆発
二人はそのまま途中まで一緒に帰り、普通に別れた。やっと心が通じた気がしてタケルは嬉しかった。
その時、携帯が鳴った。レオンだ。
「やばい、先を越された。妹のところへ急げ」
レオンの口調が事の重大性を伝えている。先を越された?タケルは急いで妹の携帯に電話する。その直後。
ゴゴゴゴ…
地響きとともに、割と近くで、火柱が天地を貫いた。凄まじい音と熱風にタケルは飛ばされた。それは彼の自宅の位置に近い場所だった。
起き上がるとタケルは、血の気を失って駆け出した。全力疾走だ。バカな。ウチなわけがない。ヒナタは無事のはずだ。自分にそう言い聞かせながら。
しかし現実は、タケルを見捨てた。無慈悲な光景を見せた。
家は無くなっていた。その周囲も焼け焦げているが、家はその残骸もなくなるほど、粉々になっていた。タケルはその場に崩れ落ち、地に膝をにつけた。




