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和解
「悪魔に言われたくないわ」
「これが堕天使流のやり方だ、仕方がない」
レオンは落胆のそぶりを見せたあとで、微笑んでみせた。
「やっぱり好きになれない、この男」
ヒナタはどうも、さっきのイメージといい、今の態度といい、気に食わない様子だ。
「じゃあ、クララの気持ちは…。あっ」
言いかけて、タケルはやめた。
初めて空気を察したのだ。
「あたしは、タケルが気になってただけ」
そう強がりを言えるくらいには、クララは精神的に回復していた。
「それに、こんな堕天使さんは、信用できないわ」
クララはレオンに微笑んだ。彼女なりの優しさだった。




