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猪突猛進ナル妹のビッグバン  作者: 月読カイト
二 イケメンには漆黒の羽根が似合う
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37/84

和解

「悪魔に言われたくないわ」

「これが堕天使流のやり方だ、仕方がない」

 レオンは落胆のそぶりを見せたあとで、微笑んでみせた。

「やっぱり好きになれない、この男」

 ヒナタはどうも、さっきのイメージといい、今の態度といい、気に食わない様子だ。

「じゃあ、クララの気持ちは…。あっ」

 言いかけて、タケルはやめた。

初めて空気を察したのだ。

「あたしは、タケルが気になってただけ」

 そう強がりを言えるくらいには、クララは精神的に回復していた。

「それに、こんな堕天使さんは、信用できないわ」

 クララはレオンに微笑んだ。彼女なりの優しさだった。

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