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猪突猛進ナル妹のビッグバン  作者: 月読カイト
二 イケメンには漆黒の羽根が似合う
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魔物

「人間じゃない?バカな」

 さすがのタケルも、カチンときた。レオンは、自分によく気をかけてくれる、唯一無二の友達であり、かつ彼にとって、ヒーローのような存在だからだ。

「正確には『魔属性の異次元生物』です。見た目(実態)はさほど我々と変わりませんがね」

「それは、魔族ということか?」

「そうなりますね」

 妹はカレンの耳をつかんで言った。

「あんただって、半獣じゃない」

「イタタ…そうですが、彼の存在は、この次元にいてはならないレベルなのです。何か悪いことをしていなければいいのですが」

 珍しく神妙な面もちに、タケルの心は徐々に不安に蝕まれていた。

 そう言えばレオンの魅力とは何だろう。イケメンで、何かカリスマ的なものを感じるが、それはちょっと異常なレベルだった。

「もしかして、魅了チャームとかの悪魔法、使えたりするのかな?」

「おそらく。既に行使している可能性は高いです。それほど厄介な魔物です」


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