19/84
疑心暗鬼の登校
それからタケルと妹は、学校に向かった。
カレンはニコニコしながら、後ろからついてくる。
「何で、ついてくるの?」
妹は、怒りを抑えて尋ねた。
「あたしの使命は、ご主人様をお守りすることなのだ」
「もしかして、入学手続きとかも済ませてるの?」
「察しがいいですね。権力をフル活用して、設定はご主人様のクラスに、転校生として処理済です」
「何でもありだな」
タケルもさすがに呆れていった。だが、タケルは今朝のこともあってか、カレンに対して、好意もあるが、同時に警戒も始めていた。




