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猪突猛進ナル妹のビッグバン  作者: 月読カイト
一 妹は爆発し、不思議な少女は猫耳が似合う
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16/84

転送

 ゴウンという強烈な爆発音が周囲に響き渡った。

 そして彼の家は、周りの物質を一部もぎとって消えていた。

 隣の家を含め、それ以外の日常に影響はなかった。


 はじめに目を覚ましたのは、カレンだった。

「間に合ったようですね」

 そこは、広大な砂漠の、真ん中だった。彼らは、家ごと空間転移し、そこにいた。

 家も庭も、切り取ったように、そこにある。

 ほどなく、タケルが目を覚ました。

「ここは…どこなんだ」

「咄嗟のことでしたので、他の座標に転移しました。内部に、限定的なバリアをはりつつ、人が少ないところを咄嗟に想像したので、ここにみんな、転移されてしまいました」

「意味がわからないんだが、要はワープして違うところに来たということか?」

「正確には異次元ですね」

 カレンは自慢げにいった。

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