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妹のビッグバン
タケルは背筋が凍る感じというのをはじめて感じた。
次の瞬間、妹はロケットのように、頭からタケルに突っ込んできた。
「何やってんだああああ!」
その全身を込めたタックルは、タケルのミゾオチを直撃した。
「くはああぁ…」
タケルは絶命するように、崩れ落ちた。
「何するですか?ご主人様は、何も悪くないです!」
「じゃあ、あんたが悪いのね!?」
妹の怒りはマックスに達していた。
妹のコメカミあたりから、火花がバチバチと起こり、家全体が、ゴゴゴゴ!と地鳴りをあげている。
カレンには、それを防ぐには遅すぎた。
妹を中心に、球状の赤黒い炎が巻き起こる。それは見る間に部屋を包み、家全体を覆った。




