↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
26/37

★ルナとの約束★

みどりは自分のバックの中から、魔法書らしき物をペラペラめくっていた。

「ほら、ここ、104ページの万が一の魔法解除方法。そこにこの魔法のことがかいているの。」


『とっさに身代わり魔法をだし、眠りについてしまった人は、3人の呪文魔力者と、思いの伝わる花が必要となる。』

「思いの伝わる花・・・?」

ルナたちはそれがどんな花なのかわからなかった。

「あとかかれているのは呪文だけ。もしその花があったとしても、どうしたらいいかは考えなくてはいけないみたい。」

みどりはつぶやく。

「思いが伝わる花って、花言葉が思い、の花じゃないかしら?」

さえの言葉にみどりは目を輝かせる。

「そう!絶対たぶんそうだとおもう!花言葉が思いの花で、私が知っている花は、『すみれ』ね!」

「でも、すみれってどこに・・・。」

ルナが首をかしげていると、さえが声を上げていった。

「私の家で育てていたわ!さっそく電話をすれわね。」

さえは電話をかける。電話からの声が聞こえてきた。

「もしもし?」

『お姉ちゃん!お母さんとお父さんが帰ってこないんだ。』

あせっていて、どこか悲しそうな男の子の声。さえの弟ゆうとの声だった。

「どうしてすぐに連絡しないの!?」

さえは驚いた様子で、魔法陣をかいていた。

『お姉ちゃんまで、いなくなってたらどうしようって思って、電話できなかった。』

「とにかく、今からそっちに行くわ!ルナ、いきましょう。みみたちはゆかをみてて。」

ルナはさえと手をつなぎ、目をつむった。みみたちはうなずくと、ゆかを見つめた。

【放て!放て!放て!放て!放て! 私の家に光を 放て! 瞬間移動魔法!】

さえとルナは、光に包まれる。目を開けたら一瞬で目が焼けてしまうのではないかと思うくらい、目をつむってても光が差し込む。


気がつくと、さえの家にいた。

「ついたみたいだわ。ゆうとは?」

「おねえちゃん!」

さえのもとに走ってきたのは、男の子だった。

「この子がゆうとくん。」

ルナはつぶやく。

「おかあさんが、お父さんが、この前仕事に行ったときから帰ってこないんだ。」

ゆうとの悲しそうな目を見て、さえはどうしたらいいかわからなかった。すると、ゆうとのもとにむかったルナがひざ立ちし、強く優しい声で言う。

「ゆうとくん。お母さんとお父さんは必ず戻ってくるよ。少し遅くなるかもしれない。それでも私たちを信じて。」

ゆうとは少し安心した様子でうなずいた。ルナはこのとき、さえの母と父も、悪魔に操られているのだと、実感していた。ルナは立ち上がると、すみれの花はどこかさえに聞いた。


「ここよ。」

そこにはいろいろな色をしたすみれの花が咲いていた。一番多かった紫の花をそっと抜くと、さえは魔法陣を書き始めた。

「ゆうと、危ないからキャンプ場にきて!ルナいくわよ。」

ルナとゆうとはさえの手を握り、目をつむった。

【瞬間移動魔法!】

「大変!ルナ、さえ!」

目を開けたらみみがいきなりとびだしてくる。そしてなな、ささが心配そうにルナとさえをみつめる。心配・・というより、焦った様子で。

「まさか!ゆかになにか!?」

ルナはあわててゆかのところに駆け寄るが、ゆかはすやすやと眠っているだけ。

「あら?みどりちゃんは?」

さえはあたりを見回しても、みどりの姿が見えないことにきがついた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。