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★時間はあっという間に★

「デビルの気配が消えた。」ルナはシーンと静まりかえったキャンプ場で小さくつぶやいた。「なんだか、キャンプに来てる人も少なくなったようね。」さえの言葉でルナは10日間私たちはキャンプしているんだと気づいた。「最初からおかしいと思ってた。10日間もキャンプなんて。もしかしたら私たちをおびき寄せるためにデビルが悪魔法を?」ルナは深刻な顔をしていた。「でも、どうして?」ゆかだって負けないぐらい考えている。「その話はもうやめましょうよ。」ささがいきなり大きな声を出した。「わあ!びっくりした。」ゆかはささのいつも以上に大きな声に驚いた。「せっかくのキャンプなんだもの。しっかり楽しまないと・・ね?」「そうね!」さえはにっこり笑った。(ささとさえって何となくにてる。マイペースなところが。)ゆかは今頃気づいたのかとふきだしてしまった。


「見てみて!カメラでいっぱいとったの!」ささがカメラをみみとななに見せていた。「すごい!さくら、湖、さえの家まで!」「もっと見せて!」みみとなながカメラに顔を近づける。「ほんと、ささってコンピューター好きだね。」ゆかは不思議に思った。なんでそんなに好きなのか。「私、夢はね、自分でプログラミングして、自分でロボットを作りたいなっておもってるの。」「すごい!ささならきっとなれるわ。」さえが笑みをうかべて話した。「人とふれあって、やさしいロボットが作りたいの。でも、私もまだまだなんだけどね。」ささはふふ。とにっこりわらった。「じゃ、この写真はパソコンのブログにアップしとくね。」ささはリュックからノートパソコンをだした。「えーと、これでよし。ねえねえ、この前作ったゲームがあるんだけど、遊ぶ?」「わあ、いいないいな~。」みみは元気にお返事。「おもしろそう!」ななも笑顔でこたえた。「ゲーム作るなんてすごいな。」ルナは幸せそうな3人をみて、ほっとした。魔法が使えない3人が、強い悪魔法にかからないかと心配だったが、ルナは心配は必要なかったと思った。


「お昼よ~。」さえがよんでも返事はない。「早く~!今日はさえの家からお弁当だけど~。」つづいてルナがテントの方にかけよる。「みん・・・な?」みみ、なな、ささ、そして途中でちょっと気になってゲームをのぞきにいったゆかが全員パソコンの方をみている。瞬きもせずに、黒い瞳で。「お弁当、たべよう。」ルナはひきつりながらも4人に話しかけた。「はっ!あれ?私、今超ぼーとしてた?」ゆかの目の色はきゅうにきらきらの元の色にもどった。「あれ?ゲーム?」「いつからやってたんだろう?」「時間をわすれちゃった。」みみ、なな、ささも瞳の色が急にかわった。(これって、悪魔法?もしかしてデビル?)ルナはそうかもしれないと耳をすませたが、そんな気配は全くしない。「お昼だよ。お弁当たべよう。」「え?もうお昼!?」「早くたべましょ。」ゆかとささは息ぴったりに立ち上がった。みみとななも不思議そうに立ち上がった。


「なんだか、パソコンの画面に入っちゃったみたいにボーとゲームしててね!なんかきがついたらもう12時だもん。ほんとびっくり!」ルナはなにかひかかっていた。さっきからいやな予感をずっと感じる。だが、デビルの気配はまったくしない。ただ、悪魔法のにおいを感じる。(何も起こらなければいいけど・・。)ルナはそう何度思ったことか・・・。

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