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4-B お昼ご飯

 せこいかなと思いつつ小説家になろうのトップページを見ながら連続投稿しています。

 うまくいけば新着小説欄に乗り続けられるかもと思いながら。

 そして驚愕の新発見。小説家になろうって「!」いらないんだ。エッセイの最後、間違ってますね。直します。

「わちょ、やめ。やめて!」

 旋が騎士詰め所からでると白い大きな犬がいた。

 もっふもふの綺麗な毛並みで行儀よく座って、誰かを待っているようだ。

 かわいいな、もふりたいと旋が思って見ていたら、旋に気づいた犬が勢いよく飛びついてきた。

 旋を押し倒した犬はふんふんとにおいを嗅いだ後、旋の顔をなめだしたのだ。


「いい加減にしないと怒るよ!」

 旋が両手で犬の頭を押すと、やっと犬は舐めるのをやめて、旋の目をじっと見てくる。

 旋は犬がさっきドイルがしまった首飾りと似た物をつけているのに気づいた。

 犬は、人間くさく旋の肩をぽんぽんと前足で叩いて走り去った。

「何あれ?」

 旋は首をひねりながらダンジョン管理処に向かって歩きだした。


 さて、ダンジョンに入る前に何か食べたい。できれば犬臭い顔も洗いたい。

 通りがかった広場に水のみ場を見つけ旋は顔を洗う。更に屋台が出ていたので何か食べる事にした。

 借金の事もある。何か作って売るのもいいか。旋は何軒かある食べ物屋を偵察する。


 丸い長い物をぶつ切りにして焼き鳥みたいに焼いている店。看板は蛇っぽい。

 三本で銅貨二枚。


 細かくした肉を焼いて薄いパンにのせているお店。看板は角兎。

 一個銅貨五枚。


 厚い肉を焼いて玉ねぎみたいな野菜とパンに挟んだお店。看板は牙の大きな亥。

 一個銅貨七枚。


 バーベキューみたいな鉄串に豪快に肉を差して焼いている店。看板は角が三本ある牛。

 一串銅貨十三枚。串を返すと銅貨三枚戻るようだ。


 後はパンや果物や野菜が銅貨一~三枚で売っている。


 旋はポケットのお金と相談して牛串を食べる事にした。ここの屋台で一番高い。

 牛串を越える事ができれば屋台をだしてもうまくいきそうだ。


 牛串屋のおっちゃんに払った硬貨の古さを驚かれながら、旋は昼食を手にいれる。

 

 広場の長椅子に座って、旋はまず牛串を眺めた。

 大きなお肉が四つ刺さっている。表面はかりっとしていて細かい塩とハーブがかけてある。口を火傷しないように注意して、かじりつく。

 うまいじゃん!旋は叫びそうになった。

 一番上のお肉は脂身がついていて柔らかい。味つけは香辛料に似た何かと塩だ。

 うん、凄く美味しいじゃん。

 旋は頷きながら二つ目のお肉をかじる。一番目のお肉に比べ脂身が少なくしっかりと肉の味を感じる。

 三番目は二番目と同じ、四番目は一番目と同じだ。あっという間に食べ終わった。

 これは、レベルが高い。

 屋台で稼ぐのは難しいか?旋が眉間にシワを寄せていると、囲まれている事に気づいた。


 つぎはぎだらけの服をきた子供達が旋をジーッと見ている。

 なんだろ?肉はもうないじゃん?

 よくみると、子供達の視線が肉が刺さっていた串に向けられている。

「この串がほしいの?」

 旋が聞くと子供達が一斉に頷く。

「はい、どうぞ」

 旋が串を渡すとペコッとお辞儀して皆で牛串屋に走っていく。

 子供が串をおっちゃんに渡すと、慣れた様子で子供に銅貨を渡す。おっちゃんが苦笑いしながら旋を見る。旋も笑顔を返す。

 銅貨を貰った子供達は蛇の看板の屋台で焼き蛇を買って皆で分けている。

 屋台についてはもう一回考えてみよう。

 子供達の事を考えながら旋はダンジョン管理処に向かった。


 ダンジョン管理処の前で、ドイルとホムヅと知らない女の人が二人待っていた。

「お待たせしました」

 旋は小走りになってドイル達に合流する。

「いえ。私達も今きたばかりです」

 ドイルが待ち合わせ定番のセリフを言う。

「後、この二人は今日一緒に見回りする、クリスとテーイです」

 クリスは金髪青目、整った顔のお姉さんだ。騎士の鎧ではなく厚手のローブみたいな服を着ている。

 テーイは旋と同い年ぐらいだ。薄い茶色の髪に茶色の目、やっぱり厚手の布の服を着ている。

「この二人とは何回も一緒に見回りしています。センさんもわからない事があったら二人に聞いて下さい。男の私達ではわからない事もありますし」

 ドイルは旋に気を使って女性二人を連れてきてくれたようだ。 

「全員揃ったし、行きましょうか」

 ホムヅがダンジョン管理処の扉を開ける。

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