これまでの登場人物(1話~10話)
・鵜飼勝也
中学で幼馴染の優子と再会し、少しずつ会話を重ねる。優子の困り事を気にかけ、掃除の事情を説明して庇ったり、日傘の代わりに傘を貸したりする。
・富田優子
勝也との再会を喜ぶ一方、ほかの人とはうまく話せず、周囲からの嫌がらせに苦しむ。好きだった吹奏楽部も辞め、持ち物がなくなることへの不安を強めていく。
・鶴見春樹
勝也の親友で、美化委員と美術部に所属する。勉強では仲間を支え、掃除や休日の遊びでは勝也や翔太と一緒にふざける。
・鳥居翔太
勝也を学級委員長に推薦した、冗談好きの親友。図書委員とバスケットボール部に入り、勉強や遊びでも仲間との賑やかなやり取りを見せる。
・加藤真弓
勝也たちの親友で、美術部に所属する。翔太の言い分や宿題を後回しにする姿へ、遠慮なく突っ込みを入れる。
・井上綾香
図書委員と吹奏楽部に所属し、フルートを希望する。優子へ繰り返し声をかけ、退部を知った時も寂しさを感じながら意思を尊重する。
・荒川宣仁
和歌山県から引っ越してきた同級生で、体育委員と剣道部に所属する。優子が椅子を返してもらえず困る様子を見て、担任へ相談する。
・小島裕香
副委員長に立候補し、勝也と協力して委員決めや連絡事項の確認、プリント配布を進める。
・戸田美咲
優子が勝也と話す時だけ笑顔を見せることを気にする。無視や掃除の連絡を伝えない行為に加え、優子の説明を遮り、周囲の同意を使って責める。
・富永莉奈
美咲とともに優子を責め、言葉を遮る。体操服の紛失を優子の仕返しと決めつけて体を押し、後にはリュックサックへ水をかける。
・杉浦玲奈
吹奏楽部で優子に違う譜面を渡し、練習場所の変更も伝えない。練習内容を尋ねる優子を負担だと責め、退部の際にも突き放す言葉をかける。
・大島奈々
勝也とは授業や宿題、茶道部のお菓子について気軽に話す。美咲たちの前で優子の返事に戸惑うことがあると話し、優子を不安にさせる。
・優子の母(富田美和)
優子の疲れや退部の相談を受け止め、日々の生活を支える。勝也から壊れた日傘を受け取り、学校へ伝えることを考える。
・優子の父(富田泰臣)
優子の退部について、いったん休んで考える方法も示す。最後は辞めたいという娘の意思を尊重する。
・1年3組の担任
入学後の自己紹介や委員決めを進める。荒川から優子への扱いを相談されるが、女子同士のこととして様子を見ると答える。
・茶道部の部長と先輩たち
勝也を部へ迎え、道具の扱いや役割を教える。茶菓子や宿題を話題に、勝也と親しみのあるやり取りを交わす。
・吹奏楽部の先輩
優子の上達を褒め、譜面や練習場所で困った時には助ける。退部を惜しみながら、家で続けるピアノを応援する。
・吹奏楽部の顧問
勉強やピアノとの両立を理由に退部を申し出た優子に対応し、必要な確認を進める。
・図書室の先生
返却本を戻す場所に迷う優子へ、棚の番号の見方を教える。
・体育の先生
体操服が見つからないという優子の説明を聞き、その日の見学を認める。
・廊下で紙を落とした男子
入学の日、勝也と春樹に紙を拾ってもらう。礼を伝え、初対面の勝也とも短く笑い合う。
・確認用紙を回収した女子
優子の用紙を取り忘れたことに気づいて謝る。先生にも、自分の取り忘れだったと説明する。
・定規を拾った男子
掃除用具入れの前で見つけた定規を優子へ返す。壊れていないか気遣い、名前を書くことを勧める。
・問題集の話をした女子
優子と問題の解き方を確かめ合う一方、美咲には「話しづらい」と同調する。その後は再び普段どおりに優子と接する。
・体操服を探した女子
体操服が見つからない優子のために近くの床を確かめ、先生へ相談するよう勧める。
・机を戻した女子
莉奈に押されてずれた優子の机を戻すのを手伝う。体操服をめぐる疑いが間違いだったことを口にする。




