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23.衝動的な行動

一週間に1話か2話のペースで投稿しようと思います。


心の中で絶叫している中。笑顔でじゃあ、行きましょうと促してからの行動が早かった。


無言で翼を羽ばたかせる天使の背中を追うこと10分程。

よく分からない森に着いた。


上空からだと霧が濃すぎて何があるか分からなかったけど。

なんだここ。エルフさん達の森とは違うね。the 神の領域!!みたいな感じ。

神聖な森なんだよ感がバンバン出てる。


真っ白?銀色?に輝く毛並みを持つ動物が多いんですよ。

見かける動物は、だけど。

ご主人の言っていた聖獣とかいう動物だね。


すっごいじろじろ見られてる気がする。

気がするだけで気の所為かもしれない。


そういえば。あの霧、降り立つと同時に霧が晴れていったなぁ。どんな仕組みしてるんだろう?


翼を折りたたんだ彼の後ろを歩いて5分。

白い白亜の神殿(?)に着いた。


聞いてない。てっきり、ご主人の国に帰るのかと思ってた。


あれぇ?おっかしいなー。

あ、自力で帰ればいいのかな?

よしよし、分かったぞ。


うんうん頷きながら浮遊魔法をかける。

足に力を入れて地面を蹴ろうと構えると、なんか擦り寄ってきた。


え、巨大な狼とか聞いてない。

聞いてない事多すぎ!


いや、擦り寄られても困る。体格差考えて。潰れるから!私が!!


その白銀の狼を避けるために天使さんを利用する。

瞬間移動ばりの速さで彼に隠れる。


ものすっごい嫌そうな顔をされた。

じゃあコイツをどうにかしてよ。

私には無理。

無言で首を左右にぶんぶん振る。


迷惑そうな顔で狼に顔を向けた天使さんは………飛びました。

私を置いて。

えぇ。思いもしませんでした。ホントに。まさか、いくら面倒だからといって私を囮に置いていくなんて。(証言:Kさん)


逃げた。逃げまくった。途中で魔法使って飛べる事を思い出してからの行動は早かった。

上空で腕を組んで傍観していた天使さんにドロップキックをかましていた。


これは致し方ない事だと思う。




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