↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王を倒した英雄~300年後に飛ばされ世界を統べる~  作者: 乱丸
第三章~アジミール王国編~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
87/91

冒険者ⅤS魔族 アリストVSアドラーズ

久しぶりの登場だな。

 頑張ろう、エリゼリーエ。


そうよね、久しぶり過ぎて張り切っちゃうわよ。

 私達の勇姿が見せられるわ。ね、ラフェス。


出番が多いといいなぁ・・・・


グライムと数名の冒険者は負傷者の護衛に残る。

「皆、頼むぞ」

フェルナンドと冒険者達が城門に向かう。

「野郎共、一気にいくぞー」

「おー」

 フェルナンドの掛け声に答える冒険者達。

 ラフェスが先陣を切った。

「疾風光斬」

 ラフェスの大剣が光速を越え剣筋が光の線となる。

 魔族は切り裂かれ、崩れ落ちた。

「白刃波」

 エルゼリーエの剣から、白色の斬撃が飛ぶ。

 魔族の腕が斬り落とされた。

 アニス達、魔法使いの魔法攻撃。

 後方から攻撃に、魔族達が混乱した。

 挟撃された魔族達は、打ち倒されていく。

 だが、力に勝る魔族。

 直ぐに反撃を開始。

 乱戦状態になった。

 大木の様な魔族が、無数の触手を伸ばし、騎士や兵士を次々と捕まえる。

 捕まえた者達を振り回し、兵士達を吹き飛ばす。

 吹き飛ばされた者は、血を流し動かない。

 捕らわれた者達は血反吐を吐き、全身の骨が砕け絶命した。

「ガハハハハッ。いい武器が手に入ったわ」

 死んだ者を、兵士達に投げ付ける。

 衝突した者は、吹き飛び動かなくなった。

 そして、次の兵士や騎士を触手で捕らえた。

「魔族!」

 ユリウスが斬りかかが、硬い触手に弾かれる

「軟弱な剣など、怖くはないわ」

 捕らえた者を振り回し、騎士達をなぎ倒す。

 振り回された者達の首や腕がもげ、飛び散った。

 ゼオギースが飛び込む。

「クソ野郎。くたばれ!氷結斬」

 触手で剣を受ける魔族。

「俺の身体に、貴様等の剣など通らんわ」

「凍れ」

 魔族の身体が凍り始める。

「な、なんだ。身体が凍る・・・」

「クリオス」

「おう」

 クリオスの大槌が一閃。

 氷像になった魔族は砕け散った。

 騎士や兵士から歓声が上がる。

 これを境に、魔族は押され始める。

 ゼオギースの目に暗黒結界が見えた。

「おい、アリストが結界に飲まれたぞ」

「大丈夫でしょ、さっきも平気だったのだから」

 セシリアに落ち着いた口調でたしなめられる。

「落ち着いているな、セシリア。ヤツが負けたら上位魔族が来るんだぞ」

「平気よ。あの人は次元が違うでしょ」

「まぁ、確かにな。それに、気にしている場合じゃないな」

 2人の眼の前に魔族が迫っていた。


不意に、暗黒結界が切り裂かれた。

「マジか。次元が違うな」

 ゼオギースは呆れ顔でつぶやく。

 その直後、巨大な雷撃が落ちる。

 轟音が鳴り響き、大地が震える。

 雷撃の中で上位魔族が消滅した。

 一瞬、戦場の時間が止まった。

「あれは、神の裁きか」

 騎士の一人がつぶやいた。


この戦い以降、死神アリューシュは雷神アリューシュと呼ばれるようになる。


ベイル達も雷撃を確認する。

 クルーシが叫ぶ。

「アリューシュの反応が消えかけているわ」

 アリューシュの元に向かうクルーシ。

 行く手を阻む魔族。

「フレイム・バースト」

 爆裂で、吹き飛ぶ魔族。

 しかし、次々に現れる魔族達。

「これでは、アリューシュの元にいけない」

 ベイルとレイラは魔族の激しい攻撃を受けている。

「マズいよ、ベイル」

「レイラ、何とかクルーシを行かせられないか」

「ちょっと、今は手が離せないのよ」

「まいった、俺もだ」

 クルーシんの前に、タマが現れた。

「タマ!」

「がぁおぉぉぉん」

 タマの全力放電。

 周囲の魔族を蹴散らし、クルーシを咥え飛んだ。

「ひゃ~タマ~」

 タマに咥えられ、悲鳴を上げながら飛んでいくクルーシ。

 魔族と対峙しながら、ベイルはつぶやいた。

「ナイスだぜ。タマ」


「ファハハハッ。大したエルフだ。レザリアを殺るとは」

 アドラーズは不敵に笑う。

「あのエルフは、もう助からんぞ。レザリアの呪詛魔法を受けた様だからな」

「呪詛魔法だと」

「そうだ。肉体が死滅し、やがて死に至る。終わりだ」

「アリューシュ・・・」

 魂が黒いモノに覆われていく。

 アリストの魔力が跳ね上がり、覇気が噴き出す。

「あれだけの魔力を使って、まだそんな力があるのか」

 アリストの覇気が黄金と漆黒に染まって行く。

 アドラーズは恐怖を感じた。

 なんだ、あの覇気は。この私が恐怖を感じている。

「キサマは何なのだ」

「お前を殺す者だ」

「黒髪の一族・・・化け物か」

 アリストの左手が上がる。

 頭上に7本の光輝く剣が現れた。

「ライトニング・ソード」

 手を振り下ろすと、光の剣がアドラーズに襲い掛かる。

「ダーク・ウォール」

 アドラーズの暗黒障壁。

 光速で迫る光りの剣が暗黒障壁に突き刺さる。

5本目で打ち砕かれた。

「くそ」

 アドラーズに、2本の光の剣が腹部を突き破る。

「ぐわぁぁぁ」

 腹部に大穴が空き、鮮血が噴き出した。

 瀕死のアドラーズが執念の反撃。

「ダーク・ブラスト」

 超高密度魔力弾が迫る。

「ブレイク・ショット」

 アリストの魔力弾が迎え撃つ。

 衝突し、爆炎で空が埋め尽くされる。

 アドラーズは黒煙を突き抜け迫る。

「うおぉぉぉ」

 魔剣が雷撃を放ち振り降りされる。

 アリストは炎の剣を振りぬく。

「爆刃斬」

 打ち合った剣が爆裂。

 アドラーズの右腕が、魔剣事吹き飛んだ。

「がぁぁぁ」

 なんなのだ、この威力は。あれは人なのか。

「このままでは、サルザード様に顔向けが出来ぬ・・ガハァ」

 アドラーズは血を吐いた。

 まずい、もう命が尽きる。

「ブラック・アウト」

 アリストを暗黒結界が飲み込んだ。

「芸が無いな」

{フフフッ。それは済まないねぇ。まぁ、これが最後だよ}

 アドラーズの魔力が膨張していく。

{キサマだけは、ここで始末してやる}

 自爆か。魔族はやる事が同じなのだな。

 アリストの魔力が爆発的に膨れ上がった。

「うおぉぉぉぉ」

 アドラーズが驚愕した。

「な、魔力が霧散しない。これは・・・」

 暗黒結界が弾けた。

「ばかな!」

「アブソリュート」

 5つの連なる魔法陣が浮かび、結界がアドラーズを捕らえた。

 超高密度粒子エネルギーが収束していく。

「これは。くそ、出られん」

「死ぬなら一人で死ね・・・ゼロ」

 結界内で超高密度粒子が荒れ狂う。

「がぁぁぁぁぁ」

アドラーズは分子レベルで崩壊し、消滅した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。