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魔王を倒した英雄~300年後に飛ばされ世界を統べる~  作者: 乱丸
第二章~王都、旅立ち編~

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王宮会議

はーい。アリューシュですわ。

 今回はこの世界の奴隷に着いたのプチ情報ですのよ。


奴隷は基本、借金の方、貧困層の口減らし、身売り、戦争時の捕虜、軽、中程度の犯罪者

 などがありますの。

中には誘拐された、などの不法奴隷もいますわ。

 多くは自分を買いもどす事で、自由になれますのよ。

 ただ、奴隷に賃金を払う者は余りいないのが現状ですわ。

犯罪者の場合は、罪のより年数が定められたいますわ。

 これも、守られずに強制的に奴隷を継続させる者が殆どなのですわ。

 女性の場合、娼館などに売られることも多いですわね。

 待遇も最低限の 衣・食。住 は法律で定められたいますわ。

 


闇奴隷商人は、全てを無視。

 違法な手段で奴隷を集め、隷属の首輪(従属去勢の魔道具)で従属させますの。

 コアなお客に対し(人殺しが趣味、拷問が趣味など)高額で売りますの。

 女性の場合、違法な娼館や貴族への送り物などに利用されるのです。


本当に醜いですわ。だから人族はキライなのですのよ。


なぁ、俺達も嫌いなのか。


あらあら、中には例外もありますのよ。

 好きな方々も増えましたわ。おほほほほほっ


王都観光。 

 今の時代は新しい発見ばかりだった。

甘い物、美味しい料理。目を引く洋服、最新の魔道具などダルーシでも見たことが無い物がある。

 存分に食事や買い物を楽しんだ。 

今日は、謁見の為王城へ向かう。 

 通されたのは謁見の間ではなく貴賓室だ。

 王と王太子が将軍と宰相を伴い待っていた。

 俺とアリューシュ以外は落ち着かない様子。

 緊張で、出された紅茶に口を付けてもいない。

 アリューシュは優雅に紅茶を飲み、落ち着いている。

 流石に王族だな。

 挨拶を交わし、話を始めた。 

「伯爵家にいた奴隷達はどうなりました」

 ガウス将軍が重い口調で答えた。

「全員救い出しましたが、全員が酷い状態でした。性奴隷、暴行や拷問などの痕跡があり、亡骸も半数の30体程回収致しました」

「惨い事をする」

「救出した者達は責任を持って保護致します」

 ガウス将軍は頭を下げた。

「お願いします。それで、キメラの件は」

「キメラなのですが怪しげな商人から買い入れたと言う事なのです」

 カステリオス国王は沈痛な面持ちである。

「魔物や違法薬物などを売る闇の組織と言っていたらしいのです」

 俺は少し考えた。

「誰との繋がりでしょうか」

「奴隷商はリスヴェル伯爵の紹介状を渡され、信じた様です。だが、当のリスヴェル伯爵はそんな商人は知らないと言っています」

「なるほど。間違いなく魔族の仕業ですね」

「我々も同意見です」

「魔族の中には人族に擬態出来る者もいます。リスヴェル伯爵は魔族との関係を認めているのですか」

「いいえ、ブラエノース宰相の側近の者に”そそのかされた”と証言しています」

 ブラエノース宰相が重い口調で答える。

「私の側近ですが、今朝、遺体で発見されました」

「残念です。沈痛な思いの所申し訳ないのですが、他に不審な死を遂げた者はいますか」

 王はガウス将軍を見る。

 ガウス将軍が答える。

「はい。他に、倉庫街で6人の身元不明者が4日前に死亡しております。それと、死亡では無いのですが、財務執行官1人と法務執行官1人が行方不明です」

「残念ですが行方不明の方は、もう殺されているでしょう」

「やはり、そうですか」

 ガウス将軍は無念そうにつぶやいた。

「一連の動きから、魔族はこの件から手を引いたと思われます」

「魔族は諦めたのでしょうか。それとも他の策謀に移行したのでしょうか」

「残念ながら、後者でしょう。魔族は人族を労働力と食料として見ています」

「食料ですか・・・」

 皆が恐怖を覚えた。

「王城に出入りする者、城下での不審な行動など注意をして下さい。王族の警備の強化もお願いします」

 ガウス将軍は力強く頷いた。

「闇奴隷で扱われた者達は、売られる前も後も酷い仕打ちをうけている。今回は大規模市場の一角です。そして、一部の奴隷は魔族に引き渡されたと思われます」

「なんと」

 皆は驚きを隠せない。

「魔族の排除、闇奴隷商人の壊滅。早急に手を打って下さい」

「承知致しましたアリスト様。国の威信をかけて望みましょう」

 王の表情には決意が見える。

「お願いします」

「所で、アリスト様。マクレース侯爵とお帰りになられるのですか」

「エルフの国に行こうと思っています。マクレース侯爵様には、お伝えしてあります」

「エルフの国ですか。しかし、今は隣国アジミール王国とは関係が悪いのです。国境を超えるのは難しいかも知れません」

「また、戦争するのかしら」

 アリューシュが冷めた口調で言った。

「今、直ぐに戦争とはならないでしょう。近い将来は分かりませんが」

「愚かしい事ですわね。だから人族は嫌いなのですわ」

 吐き捨てるアリューシュ。

「申し訳ありません。ですが、我が国民の為を思えば、妥協は出来ないのです」

「国同士の私が口を阻むものではないが、争いは悲しみを生むだけです」

「はい。ただ、早急に関係が改善されるものではありません」

「承知しています」

 現実は甘くはない。

 話し合いで解決するなら争いは起きない。同族同士でも他種族相手でも。

 分かってはいる。が、俺達が守った世界が、これでは悲しい。

「消失した王国跡地を行ければ良いのですが、あそこは死の行路です」

「死の行路?」

 アリューシュが答える。

「アリスト様。あの場所は大きな戦闘が幾度となく繰り返されましたの。その結果、国は滅びましたわ。残ったものは、濃厚な魔素と瘴気だけですわ。200年経った今でも、人族が長く滞在すれば死にますわ」

「では、冒険者としてアジミールにはいけないのか」

 冒険者ギルドは、どの国にも属さない独立した機関だと聞いた。

 それならば王国の干渉も少ないのではないだろうか。

 王が答えた。

「申し訳ありません。今は冒険者も入国を拒否されています。国境を往来できるのは一部の大店の商人だけで御座います」

 アジミール王は、冒険者ギルドを敵に回してもこの国が欲しいのか。

「仕方ありません。少し考えます」

王も将軍も心苦しい表情で頭を下げた。

「魔族の方は、私達でも探る様に致します」

「ありがとう御座います。アリスト様」

 

ヨシュアの国だが戦争に関わりたくはない。

      殺し合うのは魔族だけだ十分だ。

会議どうだった。

 

ちょっと魔族の事をな。


これから魔族との戦闘がふえるのかー

 (ブルブルブル)


何だよ、震えているのか。


ちげぇーよ。戦い前の身震いだよ。


大丈夫だよ。魔族なんて、そうそうであわないからな。


ホッ。

(魔族怖いし)


お前、お仕置き部屋に連れていからるぞ。


イヤダーーーーー

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